研究課題/領域番号 |
19K11227
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 川崎市立看護大学 (2022) 川崎市立看護短期大学 (2020-2021) 国際医療福祉大学 (2019) |
研究代表者 |
松田 有子 川崎市立看護大学, 看護学部, 准教授 (20745393)
|
研究分担者 |
酒本 瑞姫 帝京大学, 医療技術学部, 助教 (80825927)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 産業看護職 / 救急対応能力 / 評価項目 / デルファイ法 / 人材評価モデル / チェックリスト / コンピテンシー / 尺度開発 / 評価尺度 / 救急対応 / コンピテンシー評価尺度 / 学習支援システム / 継続教育 |
研究開始時の研究の概要 |
事業場での救急対応は、その場の適切な判断と迅速な対応が救命率の向上、障害の拡大防止のために不可欠であり、その役割を担うのは産業看護職である。本研究はプレホスピタルケアを担う産業看護職の救急対応能力向上のために、救急対応に関するコンピテンシーの評価尺度を開発し、そのコンピテンシーに基づいた学習支援ツールを開発し公開する。
|
研究実績の概要 |
本研究の目的は、プレホスピタルケアを担う産業看護職の能力の向上を図るために、救急対応能力に関するチェックリストを開発することである。 産業看護職の救急対応能力を評価するためにKorn Ferryの人材評価モデルを参考に、経験、性格特性、動機づけ要因、コンピテンシーの4つの側面から評価項目を検討し、経験:7、性格特性:9、動機づけ要因:15、コンピテンシー:65の合計96項目を調査項目原案とした。 評価項目原案に対し、産業看護職として10年以上就業しており、かつ事業場での救急対応の経験を有する産業看護職を対象に、5段階のリッカートスケールを用いて、デルファイ法を用いたオンラインによるWeb調査を実施した。デルファイ法は3ラウンド行い、同意率80%以上を評価項目とした。その結果を研究者間で検討し、産業看護職の救急対応能力の評価項目を65項目とした。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度は、能力評価項目としてチェックリストの作成を目標と、評価項目を検討し決定することができた。
|
今後の研究の推進方策 |
産業看護職のための救急対応能力評価項目を学会発表、論文として公表し、より多くの産業看護職が活用できるように検討する。
|