研究課題/領域番号 |
19K11250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
田上 豊 埼玉県立大学, 大学院保健医療福祉学研究科, 教授 (90524223)
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研究分担者 |
澤登 智子 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (40457809)
黒田 真由美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (60803145)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 市町村保健師 / 分散配置 / 保健師基礎教育 / 保健師研修 / 統括保健師 / 保健師現任研修 / 保健師 / 保健師教育 / 人材育成プログラム / キャリアラダー / 現任教育 |
研究開始時の研究の概要 |
地域住民の健康ニーズの多様化や保健医療福祉制度の改革等に伴い、市町村保健師の担う業務は拡大するとともに、様々な部署に分散配置されるようになってきた。これまでの市町村保健師の業務は主として市町村保健センターにおいて、母子保健、成人保健、精神保健などに関する対人サービスを中心に行われてきたが、今後は施策化・事業化、多職種との連携などの能力がより一層求められてくると考えられる。本研究では、分散配置された部署における保健師の業務内容や必要技術・スキルを把握することにより、今後の保健師への教育プログラムの作成を目的とするものである。
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研究成果の概要 |
市町村における保健師の分散配置に対応した教育プログラムの開発を目的とした。市町村保健師の分散配置は市町村規模等により異なり、配置部署も多様化していた。配置先の部署では、個人や家族への支援以外に、事業化・施策化、集団への支援、PDCAサイクルに基づく事業・施策評価などがあげられた。分散配置先保健師に関わる教育は、大学での教育、市町村及び複数市町村での取り組みが連携して行われる必要がある。なお、本研究は1県の市町村を対象であるという限界がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保健師の分散配置が進展してきている。保健師の活動内容は分散配置された部署ごとの相違や具体的な展開方法等に差異があると考えられるが、本研究ではその活動内容や必要知識・スキルを把握するという点で本研究は先駆的な研究であるという点で学術的独自性があるといえる。また、本研究を行うことにより、保健師の分散配置に関しては、ジョブ・ローテーションとしての位置づけの必要性、市町村内の統括保健師の役割の周知、分散配置先保健師を支援する体制の検討、保健師基礎教育での分散配置先に関する教育の必要性が示唆され、社会的意義もある研究であるといえる。
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