研究課題/領域番号 |
19K11263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 人間環境大学 (2022) 豊橋創造大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
山根 友絵 人間環境大学, 看護学部, 教授 (70734028)
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研究分担者 |
百瀬 由美子 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (20262735)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 訪問看護 / 別居介護者 / 支援モデル / 介護負担感 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、訪問看護における別居介護者への効果的な支援を示した「別居介護者支援モデル」の構築である。第1段階では、別居介護者への支援経験を持つ訪問看護師を対象としたインタビュー調査を行い、別居介護者支援の仮説モデルを作成する。第2段階では、作成した仮説モデルをもとに質問紙を作成し、訪問看護師を対象とした調査により、最終的な別居介護者支援モデルを構築する。第3段階では、モデルで示された訪問看護師の支援と別居介護者の介護負担との関連を検討するため、別居介護者を対象とした質問紙調査を行う。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、訪問看護における別居介護者支援モデルを構築し、その妥当性を検証することである。第1段階では別居介護者への支援経験を持つ訪問看護師へのインタビュー調査により、別居介護者支援の要素を抽出した。第2段階ではそれをもとに全国の訪問看護師を対象とした質問紙調査を行い、共分散構造分析により別居介護者支援モデルを作成した。第3段階では、別居介護者支援モデル項目の実施と別居介護者の介護負担との関連について調査を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで十分に研究が行われていなかった別居で介護を行う別居介護者への支援に焦点をあてており、訪問看護師への調査を踏まえて別居介護者支援の具体的なモデルを示している。そのため、本研究で明らかにした別居介護者支援モデルを活用することで、訪問看護師に対して別居介護者支援の方向性を具体的に示すことができ、訪問看護における支援の質向上にも寄与できると考える。
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