研究課題/領域番号 |
19K11265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 藍野大学 |
研究代表者 |
米澤 知恵 藍野大学, 医療保健学部, 講師 (20723042)
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研究分担者 |
本多 容子 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (40390166)
河原 史倫 藍野大学, 医療保健学部, 助教 (50803144)
堀 智子 藍野大学, 医療保健学部, 講師 (30772800)
道重 文子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (00274267)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 舌苔 / 舌苔除去 / 口腔乾燥 / 保湿 / 口腔ケア / 高齢者 / 舌ケア / 誤嚥性肺炎 |
研究開始時の研究の概要 |
細菌の温床である舌苔を除去することは、高齢者の誤嚥性肺炎を予防し、健康を守る重要な看護援助の1つである。しかし、効果的で、苦痛の少ない舌苔除去方法が確立しているとは言い難い。そこで、本研究では舌苔を有する高齢者に対する効果的で心地よい舌苔除去方法を構築するために以下の研究を行う。 第一段階:乾燥した舌苔を軟らかくする効果的な方法について検証する。 第二段階:擦過圧力を40~60g、擦過回数を20回以内とし、2種類の舌清掃道具を用いて、健康高齢者に舌ケアを行い、その効果を比較検討する。 第三段階:第一段階、第二段階で効果の高かった方法にて、舌苔を有する高齢者に舌ケアを行い、その有用性を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究では、第一段階で乾燥した舌苔を浸軟させる効果的な方法を検証する。第二段階で、擦過圧力と擦過回数を統一し、2種類の舌清掃道具を用いて健康高齢者に舌ケアを行い、その効果を比較検証する。第三段階として、第一段階、第二段階で効果の高かった方法にて、舌苔を有する高齢者に対して舌ケアを行い、その有用性を検証することを目的としている。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、実施時期の予測が立てづらく、高齢者に対する介入の実施が困難な状況である。現在のところ、第一段階のみ検証済みである。2022年度は、第二段階を実施する予定であったが、実施を予定していた8月と12月に新型コロナウイルス感染症の第7波、第8波の影響を受け、実施することができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2019年度に実施した第一段階の結果を投稿した。 第二段階、第三段階については、2022年度も新型コロナウイルス感染症の影響を受け、実施時期の予測が立てづらく、実施に至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
対象者が高齢者であるため、感染予防対策を十分に行いながら、第二段階、第三段階の研究を進めていく予定である。
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