研究課題/領域番号 |
19K11266
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
魚里 明子 神戸女子大学, 看護学部, 教授 (90461160)
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研究分担者 |
小路 浩子 神戸女子大学, 看護学部, 准教授 (10782063)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | フレイル予防 / フットケア / 健康な高齢者 / オーラルケア / セルフケア行動 / フレイル予防プログラム開発 / 健康高齢者 / 嚥下咀嚼機能 / 足トラブル / 高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
地域で生活している健康な高齢者においても足トラブルで転倒につながる危険性があり、足の手入れの必要性は自覚しているものの自分でフットケアをすることは難しい。地域で定期的、継続的に実施されている筋力アップ教室等にフットケアプログラムを取り入れることによって、足トラブルを改善することや高齢者自身がフットケアの必要性を認識し、足トラブルの予防的セルフケア行動が継続できるのではないかと考える。 本研究では、地域で実施されている筋力アップ教室等に通う健康な高齢者の足トラブルの実態を明らかにし、転倒予防・筋力アップの効果をあげ、健康の維持・向上のためのフットケアプログラムを開発する。
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研究成果の概要 |
研究目的は、地域在住の健康な高齢者の足トラブルの実態を明らかにし、フットケアを取り入れることによって、転倒予防・筋力アップの効果をあげ、高齢者の日常生活動作改善や生活の質の維持・向上を目指すことを目的としたフットケアプログラムを開発することである。研究成果として、地域の健康な高齢者は、フットケアのみならず、フットケア、オーラルケア、運動、食事を組み合わせた継続的な取り組みができる内容を早期から継続的に提供できるプログラムが必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者の介護が必要となった要因に骨折・転倒があり、足トラブルで転倒を引き起こすリスクが高く、病院や施設に入所している高齢者は重症な足トラブルを抱えているという報告は散見されるが、いつ頃から足トラブルが発症・悪化するのかということが明らかになっていなかった。今回の研究で地域で生活している健康な高齢者の足トラブルやフットケアの実態が明らかになり、足トラブルの予防に着目した看護ケアの方向性が示唆された。 社会的意義としては、足トラブルが軽度あるいは無い時期から介入、継続的に実践できるプログラムを提供することによりフレイル予防につながり、高齢者が住み慣れた地域で健康で暮らしていくことができることである。
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