研究課題/領域番号 |
19K11302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
城本 修 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (00290544)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | Vocal fatigue / Vocal Fatigue Index / School teacher / 学校教員 / 音声疲労 / 言語聴覚士 / 臨床実習 / 音声疲労質問紙(VFI) / ケプストラム音声分析 / 分析用課題文 / ケプストラム分析 / 音声疲労質問紙(VFI) / 音響分析 / 音声疲労の自覚的評価 / Vocal Fatigue Index(VFI) / 予防プログラム / 発声訓練 |
研究開始時の研究の概要 |
学校教員の職業病とも言える音声障害の予防のためのシステムを構築することを目的としている。学校教員が訴える音声障害の主訴として最も多いのは音声疲労に関するもので,音声疲労にはその前提として音声酷使が疑われる。本研究では,音声疲労の自覚的評価尺度を作成し,その尺度を用いて学校教員を音声疲労の予備群と健常群に分けて、1群には声の衛生指導と呼ばれる声に関する安全教育を行い,もう1群には声の衛生指導と我々が開発した皮膚振動を利用したバイオフィードバック装置を使って家庭で発声の自学自習をしてもらい,音声疲労の観点から予防的訓練の効果を検証し,さらに音響分析を用いて,実際の声の変化を定量的に測定し検証する。
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研究成果の概要 |
学校教員の音声疲労の実態を明らかにし,その予防につながる要因を探る.しかし,3年間のコロナ禍において,対面で学校教員の調査を実施することは極めて困難であった.そこで,本研究では,言語聴覚士の学生の臨床実習における音声疲労の実態を検討し,学校教員の音声疲労の解明に役立つか検討した.その結果,臨床実習期間中の音声疲労は実習期間前後よりも増悪していることが示された.さらに臨床実習期間中の音声疲労は,日中の総発話時間や睡眠時間,さらに声の出し方や心身的疲労などと極めて密接に関連していることがわかった.このことは学校教員の音声疲労にもつながると考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
School teachers' voice fatigue can cause laryngeal diseases such as vocal nodules and vocal polyps, which are the main cause of hoarseness. We first clarify the actual cause of vocal fatigue among school teachers, and then examine factors that may be useful in preventing vocal fatigue.
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