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リハビリテーション患者の心機能評価と運動昇圧反射に基づいた運動負荷量の検討

研究課題

研究課題/領域番号 19K11343
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関浜松医科大学

研究代表者

山内 克哉  浜松医科大学, 医学部附属病院, 准教授 (40377750)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード運動昇圧反射 / 心機能評価 / リハビリテーション運動強度 / リハビリテーション運動強度 3.研究課題名
研究開始時の研究の概要

本研究の第一の目的はリハビリテーション施行患者の心機能評価を正しく評価する事である。第二に運動昇圧反射を測定し、安全で且つ効果的な運動強度を検討することである。回復期病棟患者や生活期における患者群の正確な心機能評価を行えている報告はごく少数である。また、運動昇圧反射を測定して、リハビリテーション負荷量を決定する研究を行い、安全で且つ効果的なリハビリテ-ションを提供する研究であると考えられる。

研究実績の概要

リハビリテーション患者の心機能評価と運動昇圧反射に基づいた運動負荷量の検討をする。高齢化が進行する中で、サルコペニアやフレイルが注目されている。体重減少・筋力低下・疲労・歩行速度の低下・身体活動の低下というフレイルの症状が進行することでADLや機能低下に陥り、老化の進行が加速し健康寿命短縮へとつながる。加齢に伴いリスクは増加し疾患を患っている入院患者は尚更顕著に現れる。そこで入院中の患者に対するリハビリテーションの重要性が理解され、より早期からのリハビリテーション介入がなされている。急性期病院だけでなく回復期病院やその後の生活期においても同様である。脳卒中患者では、運動の低下が脳卒中再発の危険性も上昇させていると考えられている。単純に運動をしなさいといっても、どの程度の運動がいいのかは各人によって違ってくる。そこで、リハビリテーション施行患者の心機能を評価して、運動昇圧反射を正しく評価することが大切である。運動時の昇圧反射を観察するための、検査機器の設備や前準備、研究環境の整備を行っている。連続血圧計を購入し、運動時の連続血圧を観察できるように調整した。同時に圧受容器反射測定の為の機材購入や検査の妥当性を検証している。血圧測定が安定せず、別の機器の使用で、健常者でプレ実験などを繰り返している。リハビリテーション医療の分野で、全ての患者において心機能を評価し、運動強度を考慮して運動処方をしている事は少ない。しかしながら、患者の高齢化や心不全患者の増加に伴って、運動時の心機能評価は必須である。そこで、我々は運動時の昇圧反射を中心に評価して報告する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

機器の整備や準備などに時間を必要とした。連続血圧計を購入し、圧受容器反射の測定を行い、プレ実験を試行している。血圧の数値が安定せず、別の連続血圧
計を購入し、プレ実験を繰り返している。現状は、スタッフでプレ実験を行っている段階。連続血圧測定や圧受容器反射の測定で、ノイズがのっており、ノイズ
除去に苦慮したが、新しい機器でデータの測定が可能となった。
コロナ禍で人を対象としたプレ実験も遅れている状況である。

今後の研究の推進方策

研究データは50例ほど収集できている。リハビリテーション施行前後での運動昇圧反射を測定が行える環境が整えたため、急ピッチで実
験計画を遂行し、学会発表、論文作成予定である。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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