研究課題/領域番号 |
19K11355
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 埼玉医科大学 (2021) 獨協医科大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
大林 茂 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90318246)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 脳卒中 / 上肢麻痺 / 脳可塑性 / ニューロモデュレーター / 急性期 / ニューロリハビリテーション / neuromodulation / neurorehabilitation / stroke / acute / upper extremity paresis / cortical plasticity / 神経筋肉電気刺激 / 脳再構成 / 上肢機能 |
研究開始時の研究の概要 |
慢性期脳卒中患者への随意運動介助型電気刺激(以下、IVES)と併用した作業療 法で上肢機能改善効果発現には長時間かつ長期間の介入を要し効果自体もまだ十分とは言えません。 本研究では、急性期脳卒中患者に、短い入院期間内でかつ短時間介入で最大の効果を発揮する ことが期待できる、IVESと反復末梢神経筋肉磁気刺激法をハイブリッドに組み合わせた作業療法が重度上肢麻痺の回復に有効であることを検証します。急性期脳卒中後の重度上肢運動障害に対して重度上肢麻痺へのlow dose(短時間介入) & short duration(短期間)による効率性と有効性を両立した新たな治療法の創出を目指します。
|
研究成果の概要 |
本研究では急性期上肢麻痺患者の麻痺筋肉へのneuromodulator使用、つまり随意運動介助型電気刺激装置(以下,IVES)あるいは反復神経筋肉磁気刺激(repetitive peripheral neuromuscular magnetic stimulation:以下,rPMS)をpreconditioningした作業療法(OT)が, 従来のOTに比して効果があるのか検証した。上肢機能評価項目としてFMA,WMFT,BBTを介入前後で評価・両群で比較した。neuromodulator併用群で優位に「より短期間」で「より効率的」に効果促進する可能性を示した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
急性期病院では、短い期間で回復期病院や施設に転院するか自宅退院することになることから、その短期間で短時間介入でも効果が期待できる方法論の確立が待望されている。もし急性期において重度の上肢運動障害に有効な方法が開発されれば多くの患者の上肢機能回復に貢献できADL拡大と社会参加促進が実現できるであろう。
|