研究課題/領域番号 |
19K11384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 京都大学 (2020-2021) 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2019) |
研究代表者 |
梅田 達也 京都大学, 医学研究科, 准教授 (90376723)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | マーモセット / 皮質脳波 / 上肢運動 / リーチング / 脳梗塞 / ECoG / 末梢感覚神経 / 筋活動 |
研究開始時の研究の概要 |
脳梗塞のリハビリテーションとして、脳活動から動作の意図を推定し上肢を外的に動かす手法が、従来の手法では難しかった重篤な症状でも回復させ、革新的な手法として大いに期待されている。本研究はこのbrain machine interface(BMI)を活用したリハビリテーション(BMIリハビリ)による機能回復の神経メカニズムを、脳梗塞サルを用いて明らかにする。
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研究成果の概要 |
マーモセットの上肢運動の回復を調べるにあたり、適切に行動評価を行う必要がある。そこで、BMIリハビリを行うリーチング課題システムを構築し、そして、マーモセットがケージから行動課題用のチェアに乗り、リーチング課題を行うトレーニング手法を確立した。その結果、2頭のサルで、40分間で600回以上、レバー引き動作を行うことができるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リーチング課題ができるマーモセットのトレーニング手法を開発したことで、上肢運動を制御する神経機構を調べる実験プラットフォームが完成した。この実験プラットフォームを活用した例として、静止時と運動時における感覚応答を記録したところ、一次体性感覚野においてのみ体性感覚情報の調節が行われているというこれまでにない結果を導き出すことができた。
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