研究課題/領域番号 |
19K11435
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構水戸医療センター(臨床研究部) (2021) 筑波大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
小川 健 独立行政法人国立病院機構水戸医療センター(臨床研究部), 統括診療部, 部長 (70759737)
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研究分担者 |
岡本 嘉一 筑波大学, 医学医療系, 講師 (90420083)
寺田 康彦 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (20400640)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 野球肘検診 / 超音波検査 / MRI / 野球肘 / 検診 / エコー / 離断性骨軟骨炎 / エコー肘検診 / MRI検診車 / 高分解能MRI |
研究開始時の研究の概要 |
いまだ増え続け、青少年の夢を打ち砕くことすらある野球肘。投球動作により肘を痛めるスポーツ障害の総称である。研究代表者らは、野球肘障害の早期発見・早期治療をめざし、超音波検査により検診を行ってきた。この検診に、小型MRIを搭載した「スポーツ検診車」を融合することで、その場で二次検診まで行えるというメリットを活用し、そこから得られるビッグデータを基に障害予測に繋がるデータベースを構築する。さらには、高分解能MRIを用い、詳細な画像と併用することで、野球肘の病態解明・障害予想や予防プログラムの作成に繋げる。まさに次世代型の肘検診から、野球肘の病態解明に迫ることが最終目的である。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は主に2つあった。一つは、「エコー肘検診」と「MRI検診車」を融合しビッグデータの集積とその解析であり、もう一つは、「高分解能MRI」と「エコー肘検診」の解析データから肘内側障害の病態を解明することである。少数ながら車載型MRIによるOCDの診断精度は良好であった。また高分解能MRIを用いて初期野球肘の病態を詳細を評価できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、エコーとMRIを融合させた研究であり、ベースに野球肘検診がある。無侵襲であること、患者の経済的負担も少なく、親や指導者に対する啓蒙活動にも繋がること等、携わる多くの人たちにそれぞれが得するポイントがあり、まさに理にかなったイベントであると言っても過言ではなく、世界初となる試みである。 本研究の推進により、「スポーツ障害の早期発見から予防の啓蒙」が将来的に行うことができる。
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