研究課題/領域番号 |
19K11443
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
高井 洋平 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (20574205)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 心拍変動 / 戦略的ピリオダイゼーション / エアロビックトレーニング / 負荷増量 / テーパリング / 負荷増量トレーニング / 有酸素性作業能力 / 漸増負荷試験 / 身体パフォーマンス / ウィンゲートテスト / 自律神経活動 / 運動パフォーマンス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題は、球技スポーツのような試合間隔が短いスポーツを想定した運動プログラムが、自律神経活動および運動パフォーマンスに与える影響を明らかにするとともに、それらの結果から短期間の運動プログラムのトレーニング負荷から運動パフォーマンスを予測できるか否かを検証することを目的としたものである。
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研究成果の概要 |
本申請課題は,短期間のエアロビックトレーニングにおける負荷の与え方が,心拍変動および身体パフォーマンスに与える影響を,トレーニング負荷との関連から明らかにしたものである。戦略的ピリオダイゼーションの考え方に従い,トレーニングプログラムは,5週間で負荷を増減させた。介入期間中に,外的および内的負荷,副交感神経活動の指標となるLnRMSSDおよび有酸素性作業能力をそれぞれ定量した。その結果,有酸素性作業能力およびLnRMSSDの変動の適応は,外的負荷よりも内的負荷と関連した。一方で,LnRMSSDの変動は,有酸素性作業能力の適応と関連しなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短期間のエアロビックトレーニングの効果には,個人差がある。一般的に,外的負荷(ペダルの仕事量や走速度など)に基づいてトレーニング強度を設定するが,相対強度が同一であっても内的負荷(心拍数など)に個人差が生じる。本研究の結果は,外的負荷よりも内的負荷が有酸素性作業能力および心拍変動と関連したことから,トレーニングを行う際に内的負荷に基づいた強度設定をする必要があるということが提案できる。
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