研究課題/領域番号 |
19K11509
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 京都光華女子大学 |
研究代表者 |
小森 康加 京都光華女子大学, 健康科学部, 教授 (90296773)
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研究分担者 |
北田 耕司 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (70280378)
星野 聡子 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (80314524)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 視覚機能 / 体力 / 運動能力 / 発育発達 / 生活習慣 / 発育発達期 / 運動学習 / トレーニング |
研究開始時の研究の概要 |
運動スキル(巧緻性)を必要とする運動学習(運動技能を習得する感覚-運動の協応関係に伴う学習)の過程において,視覚機能は重要な役割を担っている.学習能力に問題がある多くの子どもたちは,視覚機能に問題を抱えている可能性が報告されている. 本研究では,発育発達期の子どもを対象に,両眼の連携活動などの視覚スキルが必要とされる視覚機能と運動スキル課題との関係を年代別に明らかにし,運動学習の過程を解明することを目的とする.また,視覚機能と運動スキル課題との関係から,視覚トレーニングプログラムを作成し,教育現場での実用化を目指すものとする.
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研究実績の概要 |
運動スキル(巧緻性)を必要とする運動学習(運動技能を習得する感覚-運動の協応関係に伴う学習)の過程において,視覚機能は重要な役割を担っている.本研究では,神経系が発達する時期における視覚トレーニングの介入が運動スキルに影響を与えるかという運動学習の効果を解明する点である.視覚トレーニング効果の至適年齢および臨界期年齢を明らかにすること,さらには,運動学習能力を向上させる視覚トレーニング内容についても解明を目指すこととする.
本研究では,以下の三点に主眼を囲置き,教育現場での実用化を目指すものとする.1)発育発達期の子どもを対象に,両眼の連携活動などの視覚スキルが必要とされる視覚機能(動体視力・深視力)と運動スキル課題との関係を年代別に明らかにし,運動学習の過程を解明する.2)視覚機能と運動スキル課題との関係から,トレーニング介入の至適時期を明らかにする.3)上記で明らかとなった視覚機能に対するトレーニングプログラムを作成し,トレーニング効果について検討する.
本年度は,幼児(4-6歳)を対象に静止視力,深視力および空間認知力の測定を行った.また,25m走,ボール投げ,ボール捕球,両足連続跳びなどの運動能力テスト,および生活習慣,身体活動量,好きな遊びなどの調査を実施した.その結果,外遊びを好む幼児の方が運動能力テスト総合点および深視力値が高値を示すことが認められた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
予定していた測定がCOVID19により,昨年度まで実施できなかったが本年度は予定していた測定を実施することができた.
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今後の研究の推進方策 |
これまでに予定していた測定(視覚機能測定および体力測定)および生活習慣の調査を実施していく予定である. また,学会および学術論文にて成果発表を行っていく予定である.
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