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五輪報道における多様性の検証とその変遷に関する研究:北京五輪から東京五輪へ

研究課題

研究課題/領域番号 19K11518
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関日本大学

研究代表者

中 正樹  日本大学, 法学部, 准教授 (70388685)

研究分担者 日吉 昭彦  文教大学, 情報学部, 教授 (80383313)
小林 直美  愛知工科大学, 工学部, 准教授 (90633834)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
キーワードテレビ / ニュース / オリンピック / 内容分析 / 多様性 / テレビニュース / ジャーナリズム / ダイバーシティ
研究開始時の研究の概要

1.北京五輪、ロンドン五輪、リオ五輪の開催期間におけるテレビニュースの多様性の検証(平成31年度)
2.東京五輪の開催期間におけるテレビニュースのコーディング(平成32年度)
3.東京五輪の開催期間におけるテレビニュースの内容分析(平成33年度前半)
4.東京五輪の開催期間におけるテレビニュースの「二つの多様性」の検証(平成33年度後半)
5.五輪報道におけるテレビニュースの多様性の変遷の解明および研究成果の公表(平成34年度)

研究成果の概要

本研究は、東京五輪の開催期間にNHKおよび在京放送局のキー局の代表的なニュース番組が提供したすべてのニュースを内容分析することを通じて、報道量の観点からその報道傾向を明らかにし、東京五輪の報道が可視化したもの/不可視化したものを明らかにすることに取り組んだ。その際、東京五輪のビジョンとして示された基本コンセプトの一つである「多様性と調和」に注目した。また、その内容分析の結果を、過去に開催された北京五輪(2008)、ロンドン五輪(2012)、リオ五輪(2016)における同様の内容分析の結果との比較を通して、日本のニュース番組における五輪報道およびテレビニュースの変化について考察した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究において、研究代表者らは北京五輪から東京五輪に至る連続する4つの五輪のテレビニュース報道を対象として、量的・質的な内容分析に取り組んだ。五輪開催がテレビニュースの内容に影響を与える可能性を考慮するなら、単独の五輪報道よりも複数の五輪報道を研究対象とした方が、比較検証を通してより深く考察できることは自明である。また、本研究は東京五輪という「点」ではなく、北京五輪から続く「線」の視点から五輪報道に取り組んだことで、従来の研究では成し得なかった考察を可能した。同時に、本研究はテレビニュースに関するパネル調査としての性格も有しており、複数の学術的領域に対して意義のある研究になったと考える。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2023 2022 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 3件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 東京五輪開催期間における日本のテレビニュース報道:報道が可視化したもの/不可視化したもの2023

    • 著者名/発表者名
      中正樹・日吉昭彦・小林直美
    • 雑誌名

      ジャーナリズム&メディア

      巻: 20 ページ: 11-17

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 五輪開催期間における日本のニュース番組の報道傾向-北京五輪・ロンドン五輪・リオ五輪報道の比較から-2021

    • 著者名/発表者名
      中正樹
    • 雑誌名

      政経研究

      巻: 第58巻第3・4号 ページ: 25-60

    • NAID

      40022825888

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] オリンピックにおけるアスリートの表象と制作者のダイバーシティ2021

    • 著者名/発表者名
      小林直美
    • 雑誌名

      生活経済政策

      巻: No.299 ページ: 12-19

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 五輪開催期間におけるニュース番組の開催国報道:リオ五輪を事例として2020

    • 著者名/発表者名
      中正樹・日吉昭彦・小林直美
    • 雑誌名

      ジャーナリズム&メディア

      巻: 15 ページ: 45-58

    • NAID

      40022424698

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] オリンピックニュースとジェンダー:日本の報道傾向と新たなコミュニケーション の構築に向けて2020

    • 著者名/発表者名
      小林直美
    • 雑誌名

      関西大学人権問題研究所紀要

      巻: 80 ページ: 2-24

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 東京2020メディアが覆い隠したもの2022

    • 著者名/発表者名
      小林直美
    • 学会等名
      日本スポーツとジェンダー学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ニュースのジェンダー・バイアス:東京オリンピック2020から考える2022

    • 著者名/発表者名
      小林直美
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会中部支部第98回大会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] SNS時代におけるオリンピック報道―選手のダイバーシティはいかに表象されたか―2019

    • 著者名/発表者名
      小林直美
    • 学会等名
      第22回ジェンダー問題調査・研究報告会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] オリンピックニュースとジェンダー―日本の報道傾向と問題点2019

    • 著者名/発表者名
      小林直美
    • 学会等名
      2019年度人権問題研究会公開シンポジウム
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [図書] 東京オリンピック開催期間における日本のテレビニュース報道2023

    • 著者名/発表者名
      中正樹・日吉昭彦・小林直美
    • 総ページ数
      218
    • 出版者
      国際テレビニュース研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] リオオリンピック開催期間における日本のテレビニュース報道2020

    • 著者名/発表者名
      中正樹・日吉昭彦・小林直美
    • 総ページ数
      104
    • 出版者
      国際テレビニュース研究会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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