研究課題/領域番号 |
19K11624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
佐々木 浩 国士舘大学, 文学部, 教授 (20779574)
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研究分担者 |
細越 淳二 国士舘大学, 文学部, 教授 (70365526)
須甲 理生 日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (70614478)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 体つくり運動 / リズム体操 / フィットネス教育 / 生涯体育・スポーツ / フィットネス / 学習プログラム / 資質・能力 |
研究開始時の研究の概要 |
アメリカの、生涯にわたって日常的な身体活動実践を自律的に継続することができるフィットネス教育に着目し、その理念をもとに、生涯にわたって日常的な身体活動を継続するための資質・能力を育成できる体つくり運動の学習プログラム(本研究では「教材」と「学習過程」とする)を開発する。 「教材」づくりにおいては、「動きとほぐし」の融合を、「学習過程」作成においては「体育と保健」の融合を図りながら、効果的な学習プログラムの開発を試みる。開発した学習プログラムは、実際に学校で授業実践を行いその成果と課題を検証する。
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研究成果の概要 |
本研究は,生涯にわたって日常的な身体活動を自律的に継続できるフィットネス教育に着目して,「体つくり運動」の学習プログラムを開発することを目的としていた。 51校624人の小学校教員を対象とした調査研究から,「体つくり運動」の「指導法」と「教材づくり」の意識は,教職経験を積んでも有意に改善しないことが明らかとなった。また,この傾向は他の領域には見られなかった。また,「リズム体操」の学習プログラムを開発し実践研究を行った結果,学習者から評価の高い成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体つくり運動は,小学校から高等学校まで唯一全学年履修となっている領域であるとともに,直接体力向上をねらいとしている唯一の領域でもある。しかし,51校624人の小学校教員を対象とした本調査研究から,体つくり運動の「指導法」と「教材づくり」に関しての意識は,教職経験を積んでも有意に改善しないことが明らかとなった。また,この傾向は他の領域には見られないことも明らかとなった。そこで,本研究で一定の成果を検証することができたフィットネス教育の理念を基盤とした「リズム体操」は,体つくり運動領域の定型教材として,有用な示唆を与えることができるといえる。
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