研究課題/領域番号 |
19K11625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
荻原 朋子 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 先任准教授 (50365566)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ネット型ゲーム / 小学校体育授業 / 系統性モデル / ゲームパフォーマンス / 学習成果 / 発達段階 / パフォーマンス評価 / 教材研究 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、小学校体育授業におけるネット型ゲームにおいて、特に連携プレイ型ゲームに着目し、その教材、教具、学習成果について明らかにし、各学年の発達段階に適したネット型ゲーム教材の系統性モデルを提示する。そのため、これまでに報告されているネット型ゲーム教材の文献調査を行い、それを踏まえた上で、小学校中学年および高学年段階におけるネット型ゲーム教材の実践研究を行う。また、得られたデータを分析し、小学校中学年から高学年にかけてのネット型ゲーム教材の系統性モデルを提案し、小学校卒業時までに身につけるべきネット型ゲームでの技能の内容を検討する。
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研究成果の概要 |
小学校学習指導要領におけるネット型ゲームの技能の内容は、ボール操作とボールを持たないときの動きによる易しいゲームや、チームによる攻撃と守備による簡易化されたゲームをすることとなっている。しかし、このような内容が示されたとはいえ、各々の発達段階に応じた学習内容や教材を特定していくことは容易ではない。 本研究では、小学校体育授業におけるネット型ゲームにおいて、特に連携プレイ型ゲームに着目し、その教材による学習成果を明らかにし、各学年の発達段階に適したネット型ゲーム教材の系統性モデルを提示することを目的とした。その結果、小学校段階で身につけることができるゲームパフォーマンスについて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、ネット型ゲームに関する教材は多く開発され、実践されている。しかし、それら教材の発達段階の適時性や教材間の学習成果の検討はされて来なかった。したがって、現在、小学校段階に提案されている代表的なネット型ゲーム教材を介入授業で行い、同一のパフォーマンス評価基準を用いて分析、検討することで、対象となる学年に適したゲーム教材を提供することが可能になる。また、小学校と中学校との乖離状況を脱するためにも、小学校卒業時に身につけておくべき技能と、それを有効に扱うゲーム教材を提案することは重要であると考えられる。
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