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働き方改革実現に寄与する「勤労者のための健康増進プログラム」開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K11657
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関京都府立大学 (2021-2023)
東海学園大学 (2019-2020)

研究代表者

長幡 友実  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (40512512)

研究分担者 中村 美詠子  浜松医科大学, 医学部, 准教授 (30236012)
中出 美代  東海学園大学, 健康栄養学部, 教授 (80352855)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード勤労者 / 野菜の栽培 / 健康増進 / メンタルヘルス / 野菜摂取量 / 野菜 / 栽培
研究開始時の研究の概要

研究代表者が2016~2018年度に行った科研費研究の中で行った介入研究から、職場における「野菜の栽培」が野菜摂取量や野菜に対する意識に影響を与えることを示唆している。また、これまでに「野菜の栽培」活動が野菜摂取量を増加させる報告は多々あるものの、縦断的な検討をした研究はなく、その因果関係は示されていない。そこで本研究では、労働環境での汎用性の高い野菜の栽培プログラムを開発し、縦断的に健康への効果を検討したいと考えている。

研究成果の概要

本研究では、勤労者において野菜の栽培活動が精神面に及ぼす影響を検討した。2020~2022年度に、N市の市民菜園利用者240名に対して1年間の栽培活動前後で自記式質問紙調査を実施し、「野菜摂取行動に関する自己効力感」と「精神的健康度」の変化を評価した。その結果、栽培活動後では「野菜摂取行動に関する自己効力感」が高まり、「精神的健康度」も上昇する傾向を示した。これまでに、野菜の栽培活動は野菜の摂取量を増加させることが報告されているが、本研究から精神面への影響を介して野菜の摂取行動につながる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究から野菜の栽培活動が勤労者の精神面に良い影響を及ぼすことが見出された。少子高齢化が加速する我が国において、社会経済の進展を担う働き世代の健康増進は重要な課題である。労働時間とプライベート時間を切り離した健康づくりの推進も重要であるが、労働環境内での健康づくりも重要である。本研究結果を踏まえると、労働時間内の休み時間等を活用した野菜の栽培活動の実施が勤労者の健康づくりに貢献すると考えられる。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 勤労者における野菜の栽培活動と健康状況との関連2023

    • 著者名/発表者名
      長幡友実、中出美代、中村美詠子
    • 学会等名
      第70回日本栄養改善学会学術総会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書 2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 野菜の栽培活動が精神面に及ぼす影響2022

    • 著者名/発表者名
      長幡友実、中出美代、中村美詠子
    • 学会等名
      第69回日本栄養改善学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 野菜の栽培活動が精神面に及ぼす影響2022

    • 著者名/発表者名
      長幡友実、中出美代、中村美詠子
    • 学会等名
      日本栄養改善学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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