研究課題/領域番号 |
19K11659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
七里 元督 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (20434780)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ストレス / リポキシゲナーゼ / 脂質酸化物 / アラキドン酸 / トコトリエノール / 脂質酸化酵素 / 12-リポキシゲナーゼ / インフルエンザ / 脂質酸化 / 酵素 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究計画では脂質酸化酵素とその代謝産物を介した新規ストレス応答経路を提唱することを目的としている。本研究計画で提案する新規ストレス応答経路は、現在知られているストレス学説で提唱される視床下部-下垂体-副腎(HPA軸)を介する経路、自律神経を介する応答経路とは異なるものである。さらに本研究の発展によってうつ病、PTSD、パニック障害などストレス関連性疾患の未解明の発症機構を明らかにできる可能性を持つ。
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研究成果の概要 |
マウスにストレスを負荷すると12-リポキシゲナーゼ代謝産物(12-HETE)が産生される。12-HETEはストレスに伴う行動変化に関与しているが、12-リポキシゲナーゼの活性化機構が不明であった。GFP融合12-リポキシゲナーゼをHEK293細胞に発現させたところ、TGFβ添加によって12-HETEが増加することから、活性化メカニズムの一端が解明された。また、ファミリー酵素である5-リポキシゲナーゼの活性化がインフルエンザウイルス増殖を抑制することに関しても検討を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ストレスは様々な疾患に関与しているが、客観的評価法や治療法が確立されていない。研究代表者の見出した12-HETEはストレスの客観的評価指標となる可能性があるだけでなく、すでに見出している12-リポキシゲナーゼ阻害化合物はストレスの治療にも活用できる可能性がある。本研究成果で解明された12-リポキシゲナーゼ活性化機構は12-HETE産生のメカニズムを明らかとすることでストレスマネジメントに寄与できるものである。
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