研究課題/領域番号 |
19K11697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
池本 真二 聖徳大学, 人間栄養学部, 教授 (10176117)
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研究分担者 |
松本 麻衣 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 栄養疫学・食育研究部, 室長 (10723661)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 幼児 / 保護者 / 食事 / 食行動 / 横断研究 / 幼児期 / 栄養素摂取量 / 保護者の栄養知識 / 栄養知識 |
研究開始時の研究の概要 |
日本において、生活習慣病の有病率増加を抑制するために、食育が推進されている。第3次食育推進基本計画では、子どもを持つ親世代が次世代の食を担う世代として、最重要世代とされた。そこで、本研究では、最重要世代とされる世代の幼児の食事に影響を与える要因を探索的に検討する。 日本の3地域(都市部、沿岸部、内陸部)の幼児およびその両親2500組を対象に、幼児の食事を評価する簡易型自記式質問票、保護者の食事を評価する簡易型自記式食事歴質問票、保護者の栄養知識を評価する調査票、および生活習慣に関する調査票等を用いてデータを収集し、幼児の食事に影響する要因の影響度合いについて重回帰分析等を用い明らかにする。
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研究実績の概要 |
令和5年度は、①調査に用いる調査票の準備と②調査地域との打ち合わせを行い、改めて以下のことを確認した。 ① 調査票の準備 調査実施に向けた調査事務局の立ち上げ、調査票配布のための準備(幼児および父親、母親の調査票が各対象者に確実に配布するため視覚的にわかるよう色を変えた封筒に封入した上で、1世帯ずつ配布できるよう1つの封筒に封入)等を行い、調査する園が決定次第、調査を進めることができるよう、調査実施に備えている。 ② 調査地域との打ち合わせに関して 昨年度に引き続き、各調査地域における担当者と連絡を続けてきたが、COVID-19の影響により、保育園や幼稚園における行事の再開が始まった状況であり、しばらくの間、行事を経験したことがない園児や保護者が多く、対象者となる園児と保護者、ならびに配布・回収を担っていただく園側の両者の負担を考慮すると、本年度に調査を実施するよりも次年度に調査を実施したほうが、調査回答者数の確保につながる可能性が高いと共に、調査も実施しやすいとのご意見をいただいた。また、COVID-19の影響はいまだ続いており、日常生活の状況を調査するにはまだ早すぎるとの意見もいただいたため、調査延期を決断した。ただし、次年度への調査延期は、その後のさらなる延期ができなくなるという危険も持ち合わせるため、回答してくださる対象者数を確保するために、新たな地域も選定した上で、新たな地域の担当者も交えて、調査実施時期等についての打ち合わせ等を行い、調査体制の整備に着手している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究計画が遅れている主な理由として、対象者となる幼児が通園する保育園や幼稚園における行事ならびに生活が通常通り始まったばかりであることが挙げられる。しばらくの間、行事を経験したことがない園児や保護者が多く、負担を考慮すると、調査実施を予定していた令和5年度の5月下旬~7月の調査時期の変更を検討せざるをえない状況であり、調査施設および調査時期を再考慮することとなった。なお、次年度の実施に向けて調査票の準備については順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
現在、令和6年度7月下旬~11月での調査実施を目標に、調査地域の担当者(研究協力者)と、メールやオンラインでのミーティング等を通して、研究体制を整えていくことを予定している。
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