研究課題/領域番号 |
19K11878
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60040:計算機システム関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
高橋 寛 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (80226878)
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研究分担者 |
樋上 喜信 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (40304654)
王 森レイ 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 講師 (90735581)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | フィールドテスト / つながるデバイス / 信頼性強化設計法 / 組込み自己テスト / 認証方式 / テスト容易化設計法 / 検査容易化設計 |
研究開始時の研究の概要 |
Society 5.0を実現するためには,つながることを前提とした製品を構成するデバイス(集積回路)の高信頼化が必要である。集積回路の信頼性を低下させる要因は,「故障」および「偽造」である。この研究計画では,市場稼働時にフィールドテストとして非破壊で集積回路自身によって故障の有無および真贋を識別する手法を信頼性強化設計(Design for Trust)として提案する。 具体的な研究目的は,1)フィールドテストにおける故障検出強化技術を開発すること,2)メモリコンピューティングデバイスにおける故障状態警告技術を開発すること,および3)デバイスの真贋の識別情報を獲得する技術を開発することである。
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研究成果の概要 |
Society 5.0を実現するためには,つながることを前提としたデバイス(集積回路)の高信頼化が必要である。集積回路の信頼性を低下させる要因は,「故障」および「侵害」である。この研究計画では,市場稼働時に,フィールドテストとして組込みテストで集積回路自身によって故障を検出する手法および安全にフィールドテストを実行する手法を信頼性強化設計(Design for Trust)として提案する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,つながることを前提としたデバイス(集積回路)の高信頼化において意義がある。具体的には,つながるデバイスの市場稼働時において高信頼性を保証するために,フェイールドテストやセキュアーなテスト環境の構築ができる信頼性強化設計法を提案したことである。この研究の社会的が意義は,つながるデバイスの信頼性を向上するための基盤技術を確立できたことである。また研究成果の学術的な意義は,車載システムのフィールドテストの実現およびエッジデバイスのセキュリティ強化の実現など競争的な研究領域においても,研究の新規性・有効性が評価され,当該分野で権威のある論文誌などに採択されたことである。
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