研究課題/領域番号 |
19K11886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60040:計算機システム関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
柳澤 政生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30170781)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 侵襲 / 集積回路 / LSI設計 / 頑健 / ソフトエラー耐性 / 回路設計 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では集積回路(LSI)を外部から攻撃することを「侵襲」と呼ぶことにする。侵襲には「人による故意の侵襲」と「自然界に存在する侵襲」の2種類がある。近年、IoTデバイスの普及に伴い、より多くの情報機器がインターネットに接続され、個々のデバイスにおける情報の暗号化が重要となって来ている。暗号システムをハードウェアで実装する際、サイドチャネル攻撃(人による故意の侵襲)による暗号解読に注意が必要である。本研究では、故意の侵襲を受けても、それを察知し、暗号が解読されない集積回路を提案・設計する。
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研究成果の概要 |
本研究では集積回路(LSI)を外部から攻撃することを「侵襲」と呼ぶことにする。侵襲には「人による故意の侵襲」と「自然界に存在する侵襲」の2種類がある。近年、IoTデバイスの普及に伴い、より多くの情報機器がインターネットに接続され、個々のデバイスにおける頑健性が重要となって来ている。本研究では、侵襲を受けても、それを察知し、侵襲に強い集積回路を提案・設計している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、IoTデバイスの普及に伴い、より多くの情報機器がインターネットに接続されている現代では、個々のデバイスが誤った動作をしないことが重要である。誤動作をわざと生じさせようとする外敵がいる一方、自然界に存在する放射線が誤動作を起こさせることもある。本研究ではこれらの侵襲に頑健な集積回路の設計するものであり社会的な意義があると考える。また、ここで開発された設計技術は学術的に意義があると考える。
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