研究課題/領域番号 |
19K11910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
金光 永煥 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 講師 (60434362)
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研究分担者 |
花田 真樹 東京情報大学, 総合情報学部, 教授 (40373039)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | スケジューリング / ワークフロー / クラウド / 仮想化 / タスククラスタリング / コンテナ / タスクスケジューリング / ICN / CCN / P2P / IPFS / ワークフロースケジューリング / コンテナ配備 / サービスファンクションチェイニング / リストスケジューリング / ファンクションクラスタリング / クラスタリング / 負荷分散 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,IoT デバイス等のセンサ等から得られる大量の情報を処理するために,仮想化ファンクションを複数クラウド間で効率よく連携処理する機構を開発する.そのためには,処理するためのファンクション及び計算資源双方を仮想化した上で,これら双方の資源を有効利用するためのファンクション割り当てアルゴリズムが必要である.そこで本研究では,複数のファンクションから成るファンクションチェイン(SFC)において,計算資源の負荷を考慮に入れた上で,ファンクション同士を集約してVMへの割り当てを行う,ファンクションクラスタリング機構を開発する.そして実ネットワーク上でプロトタイプ実装し,実用性を検証する.
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研究成果の概要 |
本研究では,クラウドといった仮想環境どうしが連携して,IoTで用いられる複雑な構成をもつアプリケーションを効率よく処理するための処理機構を開発した.開発したアルゴリズムは,コンテナで具現化されたタスクどうしが互いに通信を必要とするものであり,必要コンテナ数,計算資源数をできるだけ抑えた上で応答時間を最小化するものである.今後の仮想化環境において任意の構造を持つアプリケーションを効率よく処理するための基盤技術を提示するものとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,主にIoTの処理基盤において少ない計算資源及び処理資源で効率よく処理するための自動制御技術を提示したことである.また,任意の構造を持つアプリケーションに対して適用可能であるため,その適用範囲は広い.例えば動画像処理を仮想化環境で効率よく処理できる.そのため,その環境を利用するユーザにとって,これまでの金銭的コストをより抑えることができると考えられる.資源の有効利用により,単位時間あたりより多くのアプリケーションを処理できることになるため,処理スループットが上がる.そのため,仮想化環境の運用側・利用側双方にとって利益を享受することが可能となる.
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