研究課題/領域番号 |
19K11922
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
長谷川 剛 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (00294009)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | セルラネットワーク / コントロールプレーン / Beyond 5G / モバイルコアネットワーク / 性能評価 / シグナリング / 5G / Internet of Things (IoT) / 5Gネットワーク / 資源割り当て / モバイルネットワーク / 仮想化 / ネットワークスライス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、Beyond 5G時代を見据え、場所を問わない超高速通信、多量かつ多様なIoTアプリケーション、自動運転技術等に求められる超低遅延通信などのネットワークサービスを柔軟かつ効率的に収容可能なモバイルコアネットワークアークテクチャの確立を目指す。ネットワークスライシング技術に基づく個別ネットワークと、統計多重効果を最大限に活かす共用ネットワークのハイブリッド構成に基づく新たなモバイルコアネットワークアーキテクチャを提案し、その有効性を明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では、Beyond 5G時代を見据え、場所を問わない超高速通信、多量かつ多様なIoTアプリケーション、自動運転技術等に求められる超低遅延通信などのネットワークサービスを柔軟かつ効率的に収容可能なモバイルコアネットワークアークテクチャの確立を目指し、シグナリングプロトコルの軽微な変更と動的なパラメータ調整によって、モバイルコアネットワークのサーバの資源使用率のバランスを調整し、収容可能台数を向上させる方法、および、モバイルコアネットワークのサーバ資源の使用率や、無線資源の端末への割り当てプロトコルなどの解析を通じて、端末のデータ送信にかかる時間の解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
来たるべきBeyond 5G、6Gネットワークについては、無線資源の割り当て方法等に関する研究や実装は進んでいるが、基地局とインターネットを繋ぐモバイルコアネットワークの資源割り当てや最適化についての研究は比較的検討が進んでいない。本研究で得られた成果は、そのような分野において新たな手法や性能評価方法を提示するものである。そのため、今後のセルラネットワークのさらなる拡張に対する意義は大きく、またそのことが社会に与える波及効果も大きい。
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