研究課題/領域番号 |
19K12005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60100:計算科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
安倍 賢一 九州大学, 工学研究院, 教授 (20315104)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 計算力学 / 乱流モデル / LES / RANS / ハイブリッドモデル / 計算科学 / 数値流体力学 / 乱流 / 高レイノルズ数 |
研究開始時の研究の概要 |
計算科学関連分野において学術的に難しくまた実用上でも重要な,高レイノルズ数乱流場(自動車や航空機の周りに現れる極めて速くかつ非常に乱れている流れ場)に対する高精度のコンピューターシミュレーションを低コストで実現するために,従来手法を格段に発展させた高性能非定常乱流解析技術を新たに構築・提案する.
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研究成果の概要 |
工学的に重要な乱流解析分野において近年注目を集めている,ラージ・エディ・シミュレーション(LES)とレイノルズ平均ナビエ・ストークス(RANS)モデルを融合させた「LES/RANSハイブリッドモデル」の「極めて高いRe数への適用の可能性」を検討し,本研究で開発した非等方LES/RANSハイブリッドモデルが壁モデルと組み合わせて極めて高いRe数の乱流場に適用された場合でも十分に機能することを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非等方LES/RANSハイブリッドモデルが壁モデルと組み合わせて極めて高いRe数の乱流場に適用された場合でも十分機能することが示されたことにより,実用的な場面で多く見られる極めて高いRe数の乱流場に対する「低コスト・高精度数値解析」への道筋をつけることができた. この技術は,今後さらに発展させていくことにより,基礎的な乱流解析はもとより,自動車空気力学や航空機空気力学等における流体現象解析においても有力な解析手法の一つとなることが期待される.
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