研究課題/領域番号 |
19K12017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
糸山 克寿 東京工業大学, 工学院, 特任准教授 (60614451)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 音響信号処理 / マイクロホンアレイ / キャリブレーション / 音源定位 / 音源分離 / 非同期分散マイクアレイ / 統計的音響信号処理 / 機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,(1) 複数音源を対象とした同期・マイク位置推定・音源定位・音源分離の統合的モデル構築,(2) キャリブレーションと等価な前提条件の定量的評価,(3) 同期モデルのオンライン化・マイクアレイのアドホック化に取り組む.
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研究成果の概要 |
本研究課題では,キャリブレーション(マイクロホンやマイクロホンアレイのサンプリング周波数や位置のずれを精密な測定により事前に補正すること)を行わずに非同期分散マイクアレイ(複数のマイクロホンを同期させて用いるデバイスであるマイクロホンアレイに対して,独立した複数のマイクロホンをあたかもマイクロホンアレイであるかのように扱う)に対して音源定位や音源分離などのアレイ信号処理を実現することを目指した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複数のスマートフォン,タブレット,ICレコーダを組み合わせて構築された非同期分散マイクアレイを用いた音源定位・音源分離などのアレイ信号処理を実現するためには,事前に各マイクを同期させるキャリブレーションが必要であり,実世界の音響信号にそのまま適用することは難しい.本研究課題では,キャリブレーションを行わずに非同期分散マイクアレイに対してアレイ信号処理を実現することを目指し,マイクロホン間の同期,マイクロホンや音源の位置推定,複数のマイクロホンアレイを用いた音源分離技術の構築などに取り組んだ.
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