研究課題/領域番号 |
19K12067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
石井 裕 岡山県立大学, 情報工学部, 准教授 (30372642)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 身体的インタラクション / アバタコミュニケーション / コミュニケーション支援 / Web面接 / ヒューマンインタフェース / インタラクション支援 |
研究開始時の研究の概要 |
本申請では対話者自身の身体的アバタおよび身体的引き込みに基づくキャラクタを介して,対話者に積極的な発話を促すとともに,緊張を緩和する身体的ビデオコミュニケーションシステムの開発および身体的アバタ影による自己参照型コミュニケーション効果の体系的な分析評価を中心に研究計画を遂行する. 具体的には(A)身体的アバタを介したE-VChatを用いた初対面対話における緊張緩和,(B)視線行動に基づく自己アバタ-アバタ影におけるインタラクション主体の解明,(C)アバタ影システムを用いた自己-他者モデル化,(D)場所的自己顕在化による自己肯定感向上のための自己参照型身体的コミュニケーションの評価に取り組む.
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研究成果の概要 |
身体的引き込み効果を利用した身体的アバタを介したコミュニケーションシステムの開発として,初対面対話における緊張緩和,アバタ影におけるインタラクション主体の解明および自己-他者モデル化,自己肯定感向上のための自己参照型身体的コミュニケーションの評価として課題に取り組み,音声入力に基づき動作するキャラクタによる受験者の緊張緩和システム開発,およびWeb会議における聴講者の代役としての身体引き込みエージェントの開発と評価,さらに影を主体的に扱った影アバタシステムを開発し,アバタ実体と植物型オブジェクトに身体引き込み反応を重畳するシステムを用いて評価実験を行うなど開発システムの効果検証を進めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナウイルスの影響による遠隔でのオンラインコミュニケーション機会が日常化し,新たな社会生活様式として定着しつつある.本研究は,通常行われている人同士の身体的コミュニケーションを背景に,遠隔においてもより効果的な対話を支援する身体的アバタを介したシステムの研究開発を進めた.音声に基づく反応動作の自動生成によるインタラクション支援は,アバタを介した対話においても有効に活用できる手法として再確認できた.本申請の成果に関する知見が,対話者間の身体的な関係性において,同一空間内でかかわりが捉えられる手法によって遠隔でも時空間を共有し,つながりを実感できるシステム構築への一助となれば幸いである.
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