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小学生の自己学習を促すインタラクティブコンテンツの内製と共有に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K12280
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分62030:学習支援システム関連
研究機関仁愛大学

研究代表者

篭谷 隆弘  仁愛大学, 人間生活学部, 教授 (80290089)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードプレスクール / 学習支援 / 小学校就学前園児 / H5P / インタラクティブコンテンツ / デジタル教材 / VRツアー / 地域学習 / シナリオ型教材 / Moodle / 教育の情報化 / プログラミング教育 / 小学校教育 / 小学校教材 / 内製
研究開始時の研究の概要

教育の情報化では、ICTの特長を効果的に活用して分かりやすく深まる授業の実現が目指されている。その一つとして、各教科の自己学習が促され、個々の能力・特性に応じた学びの実現も期待されている。
パッケージ教材とともに、児童自らが端末を操作して学習を進める場面も今後増加することが予想される一方で、地域性のある教材やよりきめ細かく対応するような教材は不足することが考えられる。
そこで本研究では、小学校の各教科における様々な学習テーマに対し学習コンテンツを教師らが内製・利用・共有できる学習支援システムについて研究する。またコンテンツはインタラクティブ性を高め学習動機・学習頻度が向上することを検証する。

研究実績の概要

インタラクティブコンテンツの内製と共有に関する研究に関して本年度は主に、外国出身の小学校就学前の園児とその保護者を支援するプレスクールにおいて,学習活動を支援するためのデジタル教材の内製を行った.
越前市の市民グループ「プレスクールさくら」では,令和4年度9月から3月に9組の親子を対象に毎月1回2時間程度,就学前に必要となる知識・技能について様々なテーマを設定し支援を行った.令和5年度後半にも同様に計画したが,あらたにデジタル教材を内製しプレスクール内および自宅などでの学習活動に利用してもらうことを計画した.このデジタル教材については,OSSのコンテンツフレームワークであるH5Pを用いてインタラクティブなコンテンツとすることで,園児が興味関心をもちつつ容易に学習を進められることを期待している.
主な題材として,あいさつ・行事・時間といった学校生活での時間的な流れを把握し,教師・友人とのコミュニケーションを円滑に行えるようにすることを目的としたもの,教室の中や教科・持ち物・文房具といった学校生活の中心となる教室での学習に関する具体的なモノなどを中心に言葉を覚えるもの,体の場所や食べ物など健康管理や食生活に関連する言葉を学習するもの,五十音表・色・動物の名前など今後の文字の読みを定着させ身近なものを中心とした語彙を増やすものといった題材で構成した.
本教材を実際に使用しプレスクール内で検証を行った.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当該年度の内容としては、概ね良好な進捗状況ではあったが、複数年にわたってこれまで行ってきた研究の総括的な分析・検証が十分行えなかった。

今後の研究の推進方策

これまでのインタラクティブコンテンツを中心とした学習教材の内製についての個々の研究実践を踏まえて、総括的な分析・考察を行っていく必要がある。
また、一方でコンテンツの多様性について、経年により変化してきている点もあるので、それらを含め今後の新たな展開につながるよう推進していく必要がある。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (17件)

すべて 2024 2023 2022 2021 2020 2019 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (11件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 外国出身の小学校就学前の園児を対象とした 学習支援教材の制作2024

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 雑誌名

      仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇

      巻: 15 号: 15 ページ: 83-87

    • DOI

      10.57426/0002000089

    • ISSN
      21853363
    • URL

      https://jin-ai.repo.nii.ac.jp/records/2000089

    • 年月日
      2024-02-20
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] VRツアーを用いた地域学習教材の制作2023

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 雑誌名

      仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇

      巻: 14 ページ: 53-58

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] ストーリー分岐にもとづくシナリオ型デジタル教材の内製:情報モラル教材を例として2022

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 雑誌名

      仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇

      巻: 13 ページ: 87-92

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] プログラミング教育およびデジタル教材活用の実態調査:福井県内の小学校を対象として2021

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 雑誌名

      仁愛大学研究紀要 人間生活学部篇

      巻: 12 ページ: 55-59

    • NAID

      120007034402

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 外国出身の就学前園児に対する学習支援教材制作2024

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      日本Moodle協会 Moodle Moot Japan 2024
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] プレスクール支援のためのデジタル教材制作2023

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      第48回 教育システム情報学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] H5P Virtual Tourを用いた地域学習教材の制作2023

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      日本Moodle協会 Moodle Moot Japan 2023
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学校の地域学習のためのVRツアーコンテンツ制作2022

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      第47回 教育システム情報学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] MoodleのH5Pコンテンツを用いたシナリオ型教材製作の試行2022

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      日本Moodle協会 Moodle Moot Japan 2022
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] シナリオ型 e ラーニング教材の内製 -小学生向け学習教材を例として-2021

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      第46回 教育システム情報学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] Moodle利用による全科目の遠隔授業対応2021

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      日本Moodle協会 MoodleMoot Japan 2021
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] H5Pの概要とコンテンツ作成ワークショップ2020

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      日本Moodle協会 Moodle Week Japan 2020
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] LMS をベースにした遠隔授業とその支援に関する実践報告2020

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      第45回 教育システム情報学会 全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 福井県内小学校を対象にしたICT利活用に関するアンケート調査2020

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      福井県教育工学研究会 第41回北陸三県教育工学研究大会福井大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 福井県内小学校を対象とした教育の情報化関連の実態調査2019

    • 著者名/発表者名
      篭谷隆弘
    • 学会等名
      教育システム情報学会 第44回全国大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [備考] こ・と・ば くらぶ

    • URL

      http://ko-to-ba.club/

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [備考] えちぜん絵本ひろば

    • URL

      https://ehonhiroba.site/

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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