研究課題/領域番号 |
19K12499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 日本ウェルネススポーツ大学 (2021-2022) 信州大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
橋本 純一 日本ウェルネススポーツ大学, スポーツプロモーション学部, 教授(移行) (60189488)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スタジアム / 場所 / トポフィリア / ヴァナキュラー / 地方都市創生 / COVID19 / 再解釈 / バナキュラー / 場所の述語性 / 場所のコンビビアリティ / 場所のホスピタリティ / 景観 / アイデンティティ / 消費 / ポスト・モダン / 地方創生 / 都市再活性化 |
研究開始時の研究の概要 |
国内外での一般的評価の高いスタジアムと評価の低いスタジアム両者の建設政策決定過程とデザイン決定過程、及びその場所性を人文社会科学的(文化論的)に分析をし、地域創生・都市再活性化の視点から望ましいスタジアムの建設/設計様式及び場所性について提案をする。
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研究実績の概要 |
研究期間全体を通じてcovid-19により調査が滞ったため、2020-2021年度は、都市政策の代表的研究文献、スポーツの公共政策に関する研究、そしてリュック・ボルタンスキーの「シテ」やイーフ・トゥアンの「トポフィリア」等、ホスピタリティや人文地理学の文献研究と国内調査を行った。そこでは、より多様で、より遠隔で、より豊かな個人的諸紐帯と専門的諸投資に含まれるものとしての紐帯の構築と、ヴァナキュラーやコンヴィヴィアリティを志向してゆく必要があることを確認した。具体的には、サスティナビリティ(持続可能性)において評価の高いサンガスタジアム(亀岡市)等の実地調査と各種重要文献・ドキュメントの分析により、天然記念物淡水魚・アユモドキへの悪影響と、都市公園内建設に伴う施設運営制約の是非が議論となった末、2020年に開場し、エンドユーザー含めた大勢のステークホルダーの歓喜に繋がったことを明らかにしている。さらに、関連するその他の成果は『スポーツ観戦空間論~スタジアム/アリーナ・歓びの場所の過去・現在・未来』(橋本純一著,文化科学高等研究院出版局,2022年4月発行)に著した。 また、現時点までに明らかになった研究成果と課題については、社会的アクティヴィズムや持続可能性の視点から、2022年に行われたFIFAカタールワールドカップ等の新設スタジアム事例等の国際比較検討を含めて検討した後、未来のスタジアム空間設計に向けて、ヴァナキュラー論、ジェンダー論、場所論の視点から、エンドユーザーを重視するホスピタリティ設計についてノーマティヴな提言を行なった(「スポーツ観戦空間論再考」『スポーツ社会学研究』31巻-1号,20233月発行)。 なお、2023年3月に行った英国、ドイツ、ベルギーの調査については、特に地方都市創生、再活性化の観点から2024年度中にその成果を査読付き論文として著す予定である。
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