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ネパールにおける子どもの成長・発達を保障する離乳食ガイドラインの作成

研究課題

研究課題/領域番号 19K12507
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80010:地域研究関連
研究機関名寄市立大学

研究代表者

長谷部 幸子  名寄市立大学, 保健福祉学部, 教授 (40382551)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードネパール / 離乳食 / ガイドライン
研究開始時の研究の概要

ネパールの乳児死亡率や5歳未満児死亡率、栄養不良の乳幼児の比率は高い。その原因の一つとして離乳食の習慣が不適切であることがこれまでの研究で明らかになっている。本研究の目的は、現代のネパールの文脈に合った離乳食のガイドラインを作成することである。都市部と農村地域において2歳未満児をもつ母親を対象として、訪問面接調査(質問紙調査、食事調査)、フォーカスグループインタビュー、社会・食環境調査などを組み合わせて、離乳食の習慣の実態を明らかにしたうえで、現代のネパールの文脈に合った離乳食のガイドライン作成を目指すものである。

研究成果の概要

多民族国家であり、食生活を含む生活様式が変化している現代のネパールにおいて、各民族の生活や居住地域、母親の意識や食環境にあった離乳食のガイドラインを作成することを試みたが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、ネパールでの実態調査を実施することはできなかったことに加え、研究代表者が体調を崩し、計画通りに研究を進めることができなかった。
離乳食に関する文献レビューの結果、ネパールでの離乳食のガイドラインには、離乳食の開始時期、内容に加え、食べ方(食べさせ方)、準備方法(家族の食事からつくるなど)などについて実態調査の結果をふまえ検討していく必要性があることを示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

多民族国家であり、居住環境が地域によって大きく異なるネパールにおいて、子どもや女性の栄養状態を改善するための教材等は、栄養不足に対応した内容のものが主であったが、栄養転換(栄養不足から栄養過多への移行)が進んでいる状況もふまえ、現代のネパールの文脈、つまりそれぞれの民族の生活や居住地域、母親の意識や食環境にあった離乳食のガイドラインが必要であることを示唆した。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

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