研究課題/領域番号 |
19K12547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 大阪観光大学 (2021-2023) 和歌山大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
小野 健吉 大阪観光大学, 観光学部, 教授 (40194584)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 庭園観光 / 日本庭園 / 兼六園 / 養浩館 / 玄宮園 / 都林泉名勝図会 / 西芳寺 / 粉河寺 / ガーデンツーリズム / 庭園間交流促進計画登録制度 / 京都 / 奈良県 / 愛媛県 / 西国三十三所 / 庭園 / 寺院庭園 / オンラインアンケート調査 / 大名庭園 / 観光資源 |
研究開始時の研究の概要 |
観光資源としての活用に供されている国内各地の歴史的庭園について、その形態・環境ならびに活用・運営の状況等を現地調査と所有者・管理者からの聞き取り調査等で明らかにし、その調査結果の分析と考察を基にしつつ周辺観光資源等との連携も視野に入れ、個別の庭園が観光資源としてより適切かつ持続的に活用されるための運営手法を提示する。 そうした個々の事例を基に、我が国における庭園観光の適切かつ持続的な在り方についての包括的展望を示す。
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研究成果の概要 |
本研究では、我が国の庭園観光の適切かつ持続的発展に寄与することを目的として、兼六園・養浩館・玄宮園といった個別の歴史的庭園の運営に関する研究に基づいた提案、愛媛県・奈良県・京都市・大阪府を事例とした各地域の庭園の特色に基づく庭園観光に関する提案をおこなうとともに、西芳寺・粉河寺の庭園観光に関する歴史的研究を実施し、論文等として公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、日本における庭園観光について、兼六園・養浩館・玄宮園を事例とした個別の庭園の運営に関する提案、愛媛県・奈良県・大阪府および京都市において今後それぞれ期待される庭園観光についての提案をおこなった。こうした提案は、従来あまり行われておらず、当該庭園の管理者や当該自治体の観光担当者に対し有益な情報を提供したものと考える。 また、西芳寺と粉河寺に関する庭園観光の歴史的研究は、従来の庭園史研究では少なかった観光の視点からの研究として今後の庭園史研究の展開に寄与するものとなったと考える。
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