研究課題/領域番号 |
19K12560
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
|
研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
佐々木 一彰 東洋大学, 国際観光学部, 教授 (20329915)
|
研究分担者 |
大谷 信盛 大阪商業大学, 付置研究所, 研究員 (70772664)
中條 辰哉 大阪商業大学, 付置研究所, 研究員 (90411470)
|
研究期間 (年度) |
2019 – 2022
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | カジノ / ホスピタリティ / ギャンブル / 統合型リゾート / 社会的コスト / 経済効果 / ギャンブル依存 / 特定複合観光施設 / 経済的効果 / ギャンブル依存症 / Integrated Resort / 観光振興 / IR / 依存症 |
研究開始時の研究の概要 |
カジノを核とするIR(統合型リゾート)は経済的効果を生み出すものと期待されているが同時に社会的コストをも生み出すものという懸念もいだかれている。本研究においてはその経済的効果と社会的コストについて当該IRの誘致を試みようとしている各地方の状況、各地方におけるIRのコンソーシアムの組成なども考慮して経済的効果と社会的コストについて客観的なデータに基づき検証し、問題点を明らかにすることとする。
|
研究実績の概要 |
研究代表である佐々木先生が5月20日に急逝されたため、令和4年度の研究活動は50日間ほどしかなかった。 各研究員は令和4年度に発表予定の研究レポートや論文の出筆準備をしていたものの、5月末までに発表できた成果物はない。 4月20日には、IRゲーミング学会総会がオフラインで東京ANAインターコンチネンタルホテルにて開催され、研究代表者佐々木先生の総合司会の元、日本におけるオンラインギャンブルの実態と課題について議論された。 本研究は、2029年ころに実現するであろう日本初のカジノを含む統合型リゾート施設における経済効果と社会的コストの分析を目的とするものであった。カジノIR施設先行地であるマカオやラスベガス、ニュージーランドなどにおける規制や研究成果を参考にしながら日本にとって求められる分析手法の提示を試みた。 特に、地域の治安への影響やギャンブル依存対策、犯罪予防のための従業員背面調査、オンラインギャンブル規制など社会的コストの低減を目的とした比較研究を提示することにより、日本におけるギャンブル研究初期におけるベンチマーク的役割を提示できたと考える。 また、ギャンブル等依存症対策基本法に基づく「ギャンブル等依存症問題啓発週間(5月14日~20日)」の一環として、公営ギャンブル団体と協同で東洋大学と大阪商業大学において公開授業を実施した。
|