研究課題/領域番号 |
19K12574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
長尾 雅信 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (50467065)
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研究分担者 |
山崎 義広 駿河台大学, 経済経営学部, 准教授 (80818279)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地域プラットフォーム / プレイス・ブランディング / 地域ブランディング / ライフサイクルモデル / 地域経済 / コラボレーション / 産官学連携 / ミーム / プレイスブランディング / アクター / 地域連携プラットフォーム / センスオブプレイス / 地域ブランド / コミュニティ / ライフサイクル / センス・オブ・プレイス / コラボレーション理論 / ライフサイクル・マネジメント / 質的分析 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究はコラボレーション理論の視点から日本における地域連携プラットフォームの事例を研究し、地域連携プラットフォームのライフサイクルを把握することを目的としている。 本研究では、コラボレーション理論を精査した上で、日本各地で展開されている地域連携プラットフォームを調査し、質的分析法による理論モデルの構築と一般化を行う。その際、既存研究では注目されてこなかったプラットフォームの発展段階と変容に焦点を当て、研究の独自性を発揮するとともに、地域連携プラットフォームのライフサイクルを把握し、その段階ごとに必要な取り組みを明確にすることで、日本の地域連携プラットフォームの育成に貢献し得る研究とする。
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研究成果の概要 |
本研究は地域における諸課題の解決にむけて、地域プラットフォームに注目し研究を行った。そのために、地域ブランド論やコラボレーション理論、それらに類する理論に立脚して、日本における地域連携プラットフォームのライフサイクルを把握し、マネジメント・モデルを構築していくことを目指した。研究の結果、地域プラットフォーム、プレイス・ブランディング、地域の経済・社会的活動が相互に影響を与え合う構図を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域プラットフォームに焦点を当てることにより、地域における多様なアクターが協働しながら価値を創造する構図を提示することができた。また、コラボレーション理論では十分に言及されてこなかったライフサイクルの派生について調査を積み重ねることにより、地域プラットフォームのミームが別の地域に伝播していくことで、新たな地域プラットフォームが形成され得ることを示した。これらの学術的な成果は、地域政策やプレイス・ブランディングにおいて活用し得るものであり、十分な社会的意義を有している。
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