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公共図書館における費用便益分析の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K12696
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

池内 淳  筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (80338607)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード図書館評価 / 費用便益分析 / 需要の移転 / 効率規模 / 公共図書館
研究開始時の研究の概要

本研究は、公共図書館を対象とした費用便益分析に関する標準的な手法を構築することを目的としている。そのために、まず同一の図書館を対象として複数の便益測定手法を同時に適用することで、各々の手法間の比較を行う。また、同一の方法に則って様々に異なる図書館を対象とした費用便益分析を実施することで、図書館の特性によって便益評価がどのように変化するのかを比較する。さらに、全国規模のアンケート調査を実施して、非利用者を含めた市民全体が、図書館に対してどのような価値を認識しているのかを把握する。以上の研究を通じて、公共図書館を対象とした費用便益分析に関する理論的・実証的検討を行う。

研究成果の概要

本研究では、公共図書館サービスのように価格を持たない財の経済的価値を測定するとともに、図書館に関する様々な属性について、その相対的な重要性やそれぞれのサービス等に対する支払い意思額を明らかにした。また、図書館の設置や廃止によって、近隣の図書館や書店にどのような影響があるのか、さらには、図書館にとって効率的な規模がどのようなものであるのかについて、さまざまな効率性指標を用いて計測を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果は、公共図書館サービスや施設・設備を提供することによって地域コミュニティにどのような具体的な変化や成果をもたらしているのか、それによる経済的価値や社会的価値を計測することで、公共図書館が真に社会的に有益な施設といえるのかどうかを実証的に明らかにすることができるようになるとともに、公共図書館の設置計画やサービス計画に資する基礎的なデータを提供することができる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021 2020

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 公共図書館における電子書籍配信サービスに対する市民の選好意識とその経済価値の測定に関する分析2022

    • 著者名/発表者名
      池内淳
    • 学会等名
      2022年度日本図書館情報学会春季研究集会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 公共図書館の効率規模の推定2021

    • 著者名/発表者名
      池内淳
    • 学会等名
      三田図書館・情報学会2021年度研究大会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 公共図書館需要の移転に関する実証的分析2020

    • 著者名/発表者名
      池内淳
    • 学会等名
      第68回日本図書館情報学会研究大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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