研究課題/領域番号 |
19K12706
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
|
研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
青柳 英治 明治大学, 文学部, 専任教授 (00515075)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 専門図書館 / 公共図書館 / 大学図書館 / 連携協力 / 図書館サービス |
研究開始時の研究の概要 |
近年、専門図書館の中には親機関の他部門と連携することによって、新たな役割を見出そうとしている機関もある。こうした事例は、専門図書館の今後のあり方を検討する上で重要な視点となる。本研究では、専門図書館と他機関種ならびに他館種との連携・協力の実情を明らかにし、「専門図書館における連携・協力モデルを構築すること」を目的とする。この研究目的を達成することで、専門図書館における運営とサービスに関わる研究に新たな方向性を見い出すことが可能となる。その結果、実務の場においても専門図書館は親機関の事業活動に貢献でき、さらに一般利用者のニーズに応えられることになる。
|
研究成果の概要 |
本研究では、専門図書館における連携・協力モデルの構築を検討するため、公立・大学・専門の各図書館を対象に三種の質問紙調査と、質問紙調査を補足する聞き取り調査を行った。その結果、各館種での業務内容ごとの連携・協力の実施状況、メリット、課題等を明らかにできた。連携・協力のモデル構築の検討にあたり、特に地域や主題を単位に組織された図書館協会やネットワークに専門図書館が加盟することで連携・協力が促進されることを指摘できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、専門図書館と他館種との連携・協力の実情を明らかにできたことにある。一般に連携・協力は相互にするものと考えられるが、業務内容によっては他館から連携・協力を「受けている」状況など詳細な状況を把握できた。その結果、専門図書館における運営とサービスに関わる研究に新たな方向性を見出すことに寄与する。さらに実務の場においても専門図書館は親機関の事業活動に貢献でき、利用者のニーズに応えることにつながっていく。
|