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学校図書館を中心とした雑誌利活用教育の実態・可能性に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K12723
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関専修大学

研究代表者

植村 八潮  専修大学, 文学部, 教授 (50646304)

研究分担者 野口 武悟  専修大学, 文学部, 教授 (80439520)
清水 一彦  文教大学, 情報学部, 教授 (60615996)
富川 淳子  跡見学園女子大学, 文学部, 教授 (80585563)
山田 健太  専修大学, 文学部, 教授 (30433858)
有山 裕美子  都留文科大学, 文学部, 非常勤講師 (80772847)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード学校図書館 / 雑誌 / MIE / 探究学習 / アクティブラーニング
研究開始時の研究の概要

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、子供たちが学びを深めるために必要な多様な資料や情報の収集の場として学校図書館の役割が期待されている。
そこで本研究では、雑誌利活用教育(MIE:Magazine in Education)として効果をあげている大学のアクティブラーニングに着目し、国内外での学校図書館における雑誌の取扱いやMIEの実態調査により意義や有効性を明らかにする。
また,雑誌の探究学習などにおける教材としての利活用や,雑誌編集教育についての実証授業を協力校(中学、高校)で積み重ねることによって、MIEのモデルケースを主な教科ごとに検討し,その有効性を事例集などの形で提示する。

研究成果の概要

新「学習指導要領」でうたわれている「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、必要な多様な資料や情報収集の場としての役割が学校図書館に期待されている。しかしながら、必ずしも雑誌の収集に重きを置いておらず、授業実践も注目されることがなかった。
そこで本研究では、大学で成果を上げている雑誌利活用教育(MIE:Magazine in Education)に着目し、国内外での学校図書館における雑誌実態調査により、その意義や有効性を明らかにする。また、雑誌の探究学習などにおける教材としての利活用や、雑誌編集教育についての実証授業を積み重ねることによって、MIEの指導マニュアルをまとめ、有効性を提示する。

研究成果の学術的意義や社会的意義

雑誌は、世の中の多様な情報をパッケージ化したニュースメディアであり、文芸や科学、スポーツなどの専門知識と出会う重要なメディアである。すでに多くの大学ではメディア教育の一環に雑誌作成実習が取り入れられていて、高い教育的効果が指摘されている。この効果は大学教育におけるアクティブ・ラーニング、つまりは「主体的・対話的で深い学び」の有効な実践例となっている。このように大学の教育成果をみても、雑誌の教育教材としての価値は明らかである。
「主体的・対話的で深い学び」の充実のために、大学教育だけでなく、初等中等教育でもっと雑誌を活用すべるために雑誌利活用教育の指導マニュアルをまとめていく。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて 2023 2022 2021 2020

すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (9件)

  • [雑誌論文] MIEでの雑誌つくり:教員・指導者用マニュアル2 ~手描きラフの重要性と追加プログラム~2023

    • 著者名/発表者名
      清水一彦
    • 雑誌名

      情報研究

      巻: 66 ページ: 23-36

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] MIE(Magazine in Education:「雑誌を教育に」)研究の試み―実践報告およびその有効性の分析と今後の展望-2022

    • 著者名/発表者名
      富川淳子
    • 雑誌名

      跡見学園女子大学文学部紀要

      巻: 57 ページ: 159-176

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 雑誌利活用教育の可能性と課題─全国調査を通して2022

    • 著者名/発表者名
      植村八潮・野口武悟・設楽敬一・黒田亜夢
    • 雑誌名

      学校図書館

      巻: 857 ページ: 52-55

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] MIEでの雑誌つくり:教員・指導者用マニュアル2021

    • 著者名/発表者名
      清水一彦
    • 雑誌名

      文教大学紀要『情報研究』

      巻: 64 ページ: 19-34

    • NAID

      120007035000

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 海外の雑誌作り教育に関する調査報告および考察――New YorkにおけるMIE(Magazine in Education)の目的とその教育効果2023

    • 著者名/発表者名
      富川淳子
    • 学会等名
      日本出版学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 学校教育における雑誌活用授業の可能性2022

    • 著者名/発表者名
      有山裕美子
    • 学会等名
      東京マガジンバンクカレッジ
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] MIEでの雑誌づくり~『About Love』製作報告~2022

    • 著者名/発表者名
      清水一彦
    • 学会等名
      東京マガジンバンクカレッジ
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 雑誌『Visions』の作り方とそれを通して学んだこと2021

    • 著者名/発表者名
      富川淳子
    • 学会等名
      東京マガジンバンクカレッジ
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 大宅壮一文庫活用プロジェクト2021

    • 著者名/発表者名
      野口武悟
    • 学会等名
      東京マガジンバンクカレッジ
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] コロナ禍における雑誌記事分析2021

    • 著者名/発表者名
      植村八潮
    • 学会等名
      東京マガジンバンクカレッジ
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 中学校における雑誌教育の実践報告2020

    • 著者名/発表者名
      植田恭子
    • 学会等名
      日本出版学会MIE研究部会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 中学校における雑誌教育の実践報告2020

    • 著者名/発表者名
      渡辺光輝
    • 学会等名
      日本出版学会MIE研究部会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 雑誌の図書館 大宅壮一文庫の小学生対象の雑誌教育の実践報告2020

    • 著者名/発表者名
      土屋潤子
    • 学会等名
      日本出版学会MIE研究部会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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