研究課題/領域番号 |
19K12736
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90030:認知科学関連
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研究機関 | 東京女子大学 |
研究代表者 |
田中 章浩 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (80396530)
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研究分担者 |
森勢 将雅 明治大学, 総合数理学部, 専任准教授 (60510013)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 言語 / 非言語 / 異文化 / 多文化間 / コミュニケーション / 支援 / 文化差 |
研究開始時の研究の概要 |
コミュニケーションにおける言語情報と非言語情報の相対的重要性には文化差があり,多文化間コミュニケーションを妨げる一因となっている.本研究ではこの問題を解決するために,コミュニケーションにおける言語情報と非言語情報のバランスを定量化し,制御することを目的とする.項目1では言語・非言語バランスの定量化手法として,注意バイアスを利用した手法の有効性について実験的に検討する.項目2では言語・非言語バランスの制御手法について検討する.項目3では会話場面および多文化場面を用いて,上記手法の有効性について検討する.
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研究成果の概要 |
コミュニケーションにおける言語情報と非言語情報の相対的重要性には文化差があり,このことが多文化間コミュニケーションを妨げる一因となっている.本申請課題ではこの問題を解決するために,コミュニケーションにおける言語情報と非言語情報のバランスを定量化し,制御することを目的とした.この成果は,言語・非言語バランスという新たな視点からコミュニケーションを包括的かつ定量的に説明する枠組みを提唱する点に理論的な独自性がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語・非言語バランスという新たな視点からコミュニケーションを包括的かつ定量的に説明する枠組みを提唱する点に理論的な独自性がある.また,定量化手法を実際にコミュニケーション場面に適用し,バランスを制御し,多文化間コミュニケーションにおける有効性を評価する点に社会的な意義がある.
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