研究課題/領域番号 |
19K12755
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川瀬 栄八郎 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 准教授 (70402790)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 幹細胞 / バイオマーカー / ヒトES細胞 / ヒト多能性幹細胞 / 大量培養 / ES細胞 / iPS細胞 / 再生医療 / 多能性幹細胞 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトES細胞、ヒトiPS細胞などのヒト多能性幹細胞(以下、ヒトES細胞と略する)を用いた臨床研究が始まり、再生医療の発展が大きく期待されているが、そのためにはヒトES細胞の大量培養は不可欠であり、同時にその品質管理も最終工程でだけではなく製造工程でも行う必要がある。本研究課題では、ヒトES 細胞の製造工程で品質評価に利用可能な新規のバイオマーカー技術の構築を目指す。
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研究成果の概要 |
ヒトES細胞、ヒトiPS細胞などのヒト多能性幹細胞(以下、ヒトES細胞と略する)を用いた再生医療の実現化・実用化にはヒトES細胞の大量培養とその品質管理が不可欠である。現在までにヒトES細胞の品質評価は最終製品であるヒトES細胞の一部をサンプルとして取り出し、評価する破壊検査が一般的である。しがしながら、現在は製造工程というプロセスの中でヒトES細胞の品質をモニタリングし、効率よく製造することが求められている。本研究では製造工程でのヒトES細胞をモニタニングできるバイオマーカーの同定に成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトES細胞を用いた再生医療の実現化・実用化にはヒトES細胞の大量培養が不可欠である。大量培養を効率的に行うためには、製造工程の中でも品質を確認しながら進めていくということが重要であるが、従来のヒトES細胞の特性評価は製造工程で使うにはあまり適していなかった。本研究成果ではヒトES細胞の製造工程で用いる新しいバイオマーカーの同定に成功した。このバイオマーカーを用いることで製造工程を効率的に進めるだけではなく、本研究をさらに発展させていくことでヒトES細胞の持つ新しい特性とその分子制御機構を理解していくことが可能となる。
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