研究課題/領域番号 |
19K12820
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡本 和也 京都大学, 医学研究科, 准教授 (60565018)
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研究分担者 |
黒田 知宏 京都大学, 医学研究科, 教授 (10304156)
加藤 源太 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20571277)
山本 豪志朗 京都大学, 医学研究科, 准教授 (70571446)
杉山 治 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (40586038)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 診療諸記録 / 退院時サマリ / 機械学習 / 統計解析 / 医療情報 / 診療録 / 要約 |
研究開始時の研究の概要 |
本申請研究では、診療録を適切に要約し、要約された診療録を医療従事者に提示する環境の構築を行う。要約タスクは非常に困難なタスクであるが、医療ドメインの特徴を活かし、この困難性を克服することを目指す。診療録は処方オーダや検査結果などの各種の診療諸記録と併せて記載されるため、これらの診療諸記録を利用した効果的な診療録の要約・提示環境の構築を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、退院時サマリを学習データとした診療録の要約・重要箇所の抽出、各種診療諸記録を用いた重要タイミングの抽出、各種診療所記録と診療録の紐付け手法の開発、効果的な診療録定時手法の開発といった4つのサブテーマを設定して進めている。 本年度は各疾患の重要タイミングを決定しうる診療諸記録を選択し、その診療諸記録の変化点を検出することで重要タイミングを抽出する。例えば、糖尿病であれば、血液検査結果や処方データが利用すべき診療諸記録の有力な候補であり、検査値が閾値を超えたタイミング、処方が切り替わったタイミングを抽出した。 さらに、各種診療諸記録と診療録の紐づけ手法の開発を行い、ある特定の重要タイミングの診療諸記録と診療録の記載内容の突合を行った。単純に日時で突合すると関連性のない診療録が多く紐づけられてしまうため、各診療諸記録の特徴を分析し、その特徴と診療録の関連を見つけた。そのための手法として、クラスタリング手法を用いた。
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