研究課題/領域番号 |
19K12837
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
小林 宏一郎 岩手大学, 理工学部, 教授 (60277233)
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研究分担者 |
杉町 勝 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 非常勤研究員 (40250261)
岩井 守生 岩手大学, 理工学部, 助教 (60825876)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心磁図計測 / 信号源推定 / 推定精度向上 / 心磁図 / 信号処理 / 心機能可視化 / 空間フィルタ法 / 計測法 / 心疾患 |
研究開始時の研究の概要 |
研究の最終目標は、心疾患における電気活動を解明し、心疾患の早期発見・高精度診断を実現し、健康寿命を延ばすための診断システムの開発である。この結果、我が国の健康長寿、医療費削減に貢献する。そこで、心磁図を用いて心臓の電気活動を高精度かつ三次元的に可視化を行い、心機能の診断を行う。本研究では、医工連携により下記の研究を行う。 1.空間フィルタ法を用いた心臓電気活動三次元可視化技術を心疾患データに適応し、心疾患における電気活動を解明と高精度の診断技術の確立を目指す。 2.空間フィルタ法に適した計測方法の確立と最適な空間フィルタ法プログラムを開発する。
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研究成果の概要 |
研究の最終目標は、心臓における電気活動を解明し、心疾患の早期発見・高精度診断を実現するための診断システムの開発である。 そこで本研究では、心磁図に空間フィルタ法を適用して心臓の電気活動の推定と高精度診断技術の確立を目指し、複数測定面を用いた推定法、測定位置ずれへの対応、心臓モデルによるシミュレーションを行った。この結果、測定位置ずれを考慮した複数面計測による信号源推定の精度向上が行えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、心磁図を用いた心疾患の診断において、心臓の電気的活動の推定が可能であり、その推定精度の向上が求められている。 本研究では、信号源推定精度向上を目指した複数測定面および、これに適した信号源推定方法を実現した。この結果、心臓の電気活動を高精度に推定可能となり、臨床診断への心磁図の有効性を向上させることができた。
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