研究課題/領域番号 |
19K12850
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
|
研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
成廣 直正 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (20508965)
|
研究分担者 |
荒尾 信一 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (40212609)
福見 敦 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (40426656)
三村 浩朗 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (50824033)
五反田 龍宏 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (60711447)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | CT装置 / 超音波装置 / 超音波CT装置 / 画像処理 / CT装置 |
研究開始時の研究の概要 |
CT装置による検査はエックス線を用いているため,必ず被ばくが伴う.また,超音波診断装置は1方向からの断面画像であるため,空気や骨等の影響により,実際に存在しない虚像であるアーチファクトが発生する.本研究は,それら2つの装置の技術を集結し,融合させたエックス線を用いない超音波CT装置の技術開発を目指す.
|
研究実績の概要 |
CT装置による検査はエックス線を用いているため,必ず被ばくが伴う.また,超音波診断装置は1方向からの断面画像であるため,空気や骨等がある場合,その影響により,実際に存在しない虚像であるアーチファクトが発生する.本研究は,エックス線CT装置と超音波診断装置の2つの技術および核医学検査で用いられている画像再構成技術を集結し,融合させたエックス線を用いない超音波CT装置の技術開発を目的とする. 本年度は以下の内容を実施した. 1.情報収集:放射線の関係学会に伴って行われる機器展示会等に参加し,各メーカから本研究に関連した内容の情報収集を行った. 2.360度方向からの画像収集:本研究費で購入した簡易的超音波装置を用いて,腹部3Dファントムを360度方向から撮像し,超音波画像を収集した. 3.腹部3DファントムのCT撮影:附属病院のCT装置を用いて腹部3Dファントムを撮影し,CT画像を収集した. 4.超音波用シート:超音波用シートを購入し,そのシートを腹部3Dファントムに巻いて超音波画像を取得し,実用に向けての確認を行った.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定では令和3年度までに本研究のポイントである超音波画像の画像処理について学会等に参加して情報収集を行う見通しであったが,コロナ禍の影響により参加できず,情報収集を行うことが出来なかった.令和4,5年度に超音波装置を取り扱う各メーカーから情報収集を試みたが,画像処理についての情報は得られなかったため,進捗状況は遅れていた.しかし,他の方法により画像処理を行う予定であるため,おおむね順調に進展していると判断した.
|
今後の研究の推進方策 |
360度方向から取得した超音波画像を1枚に表示する自動画像ソフトが見つからないため,JPG等の画像ソフトを用いて画像処理を行う予定である.本研究の関連学会へ論文を投稿し,2024年度は本研究を完結させる予定である.
|