研究課題/領域番号 |
19K12855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90130:医用システム関連
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研究機関 | 富山高等専門学校 |
研究代表者 |
秋口 俊輔 富山高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50462130)
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研究分担者 |
田尻 智紀 富山高等専門学校, その他部局等, 講師 (10735525)
安東 嗣修 金城学院大学, 薬学部, 教授 (50333498)
経田 僚昭 富山高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50579729)
八賀 正司 公立小松大学, 保健医療学部, 教授 (80123305)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 非侵襲計測装置 / 血流計測装置 / 音響光学素子 / 深層学習 / レーザードップラー流速分布測定装置 |
研究開始時の研究の概要 |
血管内血栓や微細領域の血流分布など、目視による主観的な判定方法に頼っていたり、そもそも目視自体が難しい状況が数多く見受けられる。このような中で、可能な限り多くの情報を患者の負担を限りなく少なくした状態で高精度に計測することが可能な装置の開発に取り組む。本研究で目指す、流れ方向を含んだ血流情報を非侵襲的にリアルタイムイメージング計測できる装置はこれまでに例がなく、本装置の特性を生かせば、血管新生と関連が深い癌の早期発見、日焼けなどによる炎症の血流計測、血管内の血栓観察、微細領域の血流分布観測など、多様な計測への応用が期待できる。
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研究成果の概要 |
本研究課題はレーザー光を用いた多様な計測が可能な完全非侵襲リアルタイムイメージング血流計測装置の開発を目的とし、「リアルタイムイメージング」、「生体内血流速方向情報」、「計測領域拡張」の3つのテーマを立て取り組んだ。「リアルタイムイメージング」では現在想定している最大計測範囲である64chで10ms以下での処理が可能であることを確認した。「生体内血流速方向情報」ではAOMを含んだ光学系を構築し、流れ方向を変化させた流路および血液を用いた計測を正常に行えること確認した。「計測領域拡張」では計測領域を点から面に拡大したシステムを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本装置で取得できる血流情報は血液検査のように抜き出した静的な情報ではなく、実際に生体内を今まさに流れている血流を動的に計測するため、血液検査とは異なる情報を獲得できる。この計測結果を瞬時に、さらにイメージング画像などのわかりやすい形で出力できれば応用範囲が劇的に広がる。さらに従来装置では不可能であった血流の流れ方向も新たな情報として取得できれば動脈静脈の判断も可能となる。この装置の特性を生かせば、血管新生と関連が深い癌の早期発見、日焼けなどによる炎症の血流計測、血管内の血栓観察、微細領域の血流分布観測など、多様な計測への応用が期待できる。
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