研究課題/領域番号 |
19K12904
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90150:医療福祉工学関連
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研究機関 | 湘南医療大学 (2020-2021) 横浜薬科大学 (2019) |
研究代表者 |
定本 清美 湘南医療大学, 薬学部医療薬学科, 教授 (00297673)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 医薬品包装 / 医薬品デバイス / ユニバーサルデザイン / トレーサビリティ / 医薬品の識別 / 高齢者 / 小児 / 障碍者 / CRSF / 新規ブリスター / アドヒアランス / 誤嚥 / PTP / 一般撮影 / 易開封 / 落下防止 / 薬物治療 / CRSF |
研究開始時の研究の概要 |
正しく服用されている医療用医薬品は約50%という国際的な統計結果を受け止めて、その改善策としての医薬品包装やデバイスの役割を検証する。医療を適正に行い、かつ高齢者、障害者など薬を使用する様々な人たちにストレスなく使用してもらえる方法について、進化した包装やデバイスを用いて検討し具体策を提唱する。
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研究成果の概要 |
「医薬品の適正使用に貢献するユニバーサルデザイン医薬品包装の開発」という課題につきて、期間中に落下防止機能のあるブリスター包装についての評価を行い、学会発表と英文の論文化を行った。また、小児には開封しにくく高齢者には開封可能なCRSF機能を持ったPTP包装についても検討を行い結果を出すことができた。これらの項目を通じて、目標としていたユニバーサルデザイン機能を持つ医薬品包装の開発研究を進めることができた。さらにPTP包装の誤飲防止についても、研究を進めることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医薬品の適正使用において、医薬品包装やデバイスの果たす役割は大きく、また拡大している。近年はますます使用者自身が管理して医薬品を使用していく必要性が高くなってきていることから、研究領域としても重要であると考えられる。3年間の研究期間の間に、実際に実用化できる包装を評価することができた。今後さらに高齢化への対応や医薬品の流通の世界視野に立った管理、トレーサビリティなど様々な社会的要因に対応する研究として発展させたいと考えている。
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