研究課題/領域番号 |
19K13039
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
安達 詩穂 朝日大学, 保健医療学部, 講師 (10783095)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | モダンダンス / コンテンポラリーダンス / ダンススタジオ / 実態調査 / お稽古場 / 郵送法 / 指導プログラム / ダンス / 舞踊 / プログラム / 社会調査 |
研究開始時の研究の概要 |
教育機関に比べて「お稽古場」や民間経営のダンススタジオに対して全国への郵送を用いた実態調査が行われたことはない。また、エアロビックダンスにおいては、資格の充実により科学的根拠を持ったプログラムが普及しており、健康という切り口では、阿波踊りを用いた健康運動など、実践と研究の双方向を重視する傾向がみられる。しかし、「お稽古場」等では、資格も研究によるエビデンスもあまり重視されていない。 申請者は、資格保有という方法以外で「お稽古場」のレッスンプログラムの質を保証するために、実態調査を用いて全国の「お稽古場」で行われているレッスンプログラムおよびその効果等を把握、整理することを目指した。
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研究実績の概要 |
モダンダンスおよびコンテンポラリーダンス教室の実態を知るための郵送調査を実施、終了した。結果、調査期間は2019年1月~2020年5月で、回答数は87名、回収率は21.6%となった。また、質問紙の回答はなかったものの、自身の執筆した本の返送が1件、電話での回答が1件あったが、これらは分析対象外とした。 また、12種類の項目における単純集計を終了、2種類の自由記述項目についてもダンスの専門家とのKJ法を用いた分析を行い、報告書を作成した。 今後は、単純集計の結果を一通りまとめた報告書の公表と、モダンダンスおよびコンテンポラリーダンス教室の講師に求められる指導スキルおよびスキルと関連のある要素(カンパニー所属経験、指導歴、教室主宰の有無)に着眼した分析および報告を行いたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
育児休暇取得中に伴い、研究を中断しているため。
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今後の研究の推進方策 |
育児休暇中に可能な限り執筆とそれに伴う先行研究の検討、データの整理等を進め、復帰後すぐに論文投稿できるように努める。データ自体は貴重なものであるため、まずはデータの公表を行い、その後、研究の視座を明確にし、さらに分析、考察を進めたい。
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