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奈良県吉野郡川上村内所蔵資料の調査研究―奈良県南部の寺社ネットワークの解明―

研究課題

研究課題/領域番号 19K13075
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02010:日本文学関連
研究機関大阪工業大学

研究代表者

横山 恵理  大阪工業大学, 情報科学部, 准教授 (70781425)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード奈良県川上村 / 地域資料 / 寺社ネットワーク / 丹生川上神社上社 / 運川寺 / 三十三霊場
研究開始時の研究の概要

本研究では、奈良県吉野郡川上村の各機関に所蔵される資料の分析を中心に行う。川上村 内所蔵資料は、多武峰神社や南法華寺(壺阪寺)等、奈良県南部の寺社圏を視野に入れて考察する必要があり、これら寺社圏を通しての制作背景や書写活動、人的資源の交流の実態を解明する。また、運川寺蔵『川上荘三十三霊場絵巻』のような新出資料紹介や蔵書の悉皆調査を実施する。

研究成果の概要

本研究では、奈良県吉野郡川上村内所蔵資料の調査・分析を行った。ただし、新型コロナ感染拡大防止のため、予定していたほとんどの調査を中断せざるをえず、研究計画を変更・延長した部分がある。
調査は、川上村内1機関を対象として悉皆調査を行った。調査報告は所蔵機関のご意向を尊重し2025年度に実施する予定である。川上村内所蔵資料は、奈良県南部の寺社圏を視野に入れて考察する必要があり、これら寺社圏を通しての制作背景や書写活動、人的資源の交流の実態の解明を試みた。調査結果の一部のうち公開許可を得たものについては、国際学術会議における成果報告を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

川上村内所蔵資料からは、奈良県南部寺社圏を通した制作背景や書写活動、人的資源交流が少なからず認められる。また、川上村を三十三霊場に見立てた作品等からは江戸時代の信仰の実態が確認できる。しかしながら、その寺社圏におけるネットワークや信仰は従来注意を払われずにきた。本研究は、村内資料悉皆調査を通してそのネットワークの解明を試みただけではなく、江戸時代の信仰の実態や寺社の役割も明らかにするよう努めた。川上村を取り巻く信仰のネットワークの一端を解明したものと考える。なお、調査結果のうち所蔵者のご意向から一定期間公開を見合わせるもの、および、個人情報保護の観点から公開に慎重にならざるをえないものがある。

報告書

(5件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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