研究課題/領域番号 |
19K13214
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 目白大学 (2022-2023) 都留文科大学 (2021) 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 (2019-2020) |
研究代表者 |
服部 紀子 目白大学, 社会学部, 専任講師 (00782989)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 国語学史 / 蘭語学 / 英語学 / 文法用語 / 蘭文典 / 英文典 / 日本語学史 |
研究開始時の研究の概要 |
江戸から明治時代にかけて、日本語研究と蘭語学・英語学研究には相互に影響関係が認められるのだが、これまで研究しつくされていない。 本研究は、対象となる資料群の総体把握のための資料整備を目的とする。具体的には、蘭語学・英語学資料の網羅的所蔵目録とそれらに使用される文法用語リストを作成する。 さらに、日本語研究との関連性を有する資料の電子化テキストを作成し、文法用語をマークアップして、蘭語学・英語学資料目録および文法用語リストと関連付けたデータベースの構築を行う。作成したデータベースはインターネット上で公開する。
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研究実績の概要 |
本研究は、江戸時代から明治時代にかけての日本語研究と蘭語学・英語学研究の相互的影響関係を解明するため、蘭語学・英語学資料群の総体把握を目的としている。 特に、蘭語学・英語学資料の文法用語リストと電子化テキストを関連付けたデータベースの構築に主眼を置く。 令和5年度は、主要な蘭文典『和蘭語法解』および『訳和蘭文語』のテキストデータ整備を行った。原本に従い、漢字カタカナ交じり文のテキストとなるよう整備し、オランダ語の入力作業を行った。テキスト整備およびオランダ語入力作業については6名の作業者に依頼した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
『訳和蘭文語』『和蘭語法解』『六格前編』のテキストデータ整備には、6名での作業を予定していたが、そのうち3名が予定の作業時間を確保することが困難となってしまった。その分の作業を次年度に行う予定である。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、電子化テキストの整備および文法用語のマークアップをおこなう。また、作成済みの目録、文法用語リスト、電子化テキストの関連付け作業を代表者が行う予定である。
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