研究課題/領域番号 |
19K13233
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
佐藤 智照 島根大学, 学術研究院教育研究推進学系, 准教授 (30804918)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 日本語教育 / 文章読解 / 語の意味特定 / 語用論的推論 / 関連性理論 / 第二言語 / 日本語学習者 / 指導方法 |
研究開始時の研究の概要 |
文章を深く理解するためには、文脈に応じた語の意味を理解しながら読む必要がある。しかし、日本語学習者にとって、この文脈に応じた語の意味特定は難しい。本研究では、文章読解中の語の意味特定の成否に大きく関わる評価及びモニタリング、すなわち、自身の理解が正しいか否かを考えながら読み進める方略に着目し、日本語学習者を対象とした調査を行い、その指導方法の提案を行う。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は,第二言語としての日本語の文章読解時の語の意味特定における評価の重要性を明らかにすること,そして,ストラテジーの指導効果について明らかにすることであった。本研究では、まず語用論的観点から日本語学習者の文章読解を検討し、書き手の意図に沿ったコンテクストの選択や意味理解の困難点について検討を行った。その結果、明示的な語用論的推論の必要性を示さない場合に誤った解釈が生じやすいことや、複数のコンテクストを考慮して解釈を判断する重要性が明らかとなった。また、読解指導の効果についても検討を行った結果、読解過程における語用論的推論への意識が高まることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、第二言語としての日本語の文章読解における語の意味特定を語用論的観点から検討を行った研究は、管見の限りない。本研究は、第二言語としての日本語の文章読解の語の意味特定について、語用論的観点から検討を行った。また、研究の結果、評価及びモニタリングの重要性を実証的に明らかにすることができた。さらに、調査によって得られた知見をもとに読解指導を行った。その結果、ストラテジー指導について一定の効果があることが確認された。
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