研究課題/領域番号 |
19K13278
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
長尾 明子 龍谷大学, 国際学部, 准教授 (60570124)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 選択体系機能言語学 / L2ライティング / ジャンルアプローチ / SFL-GBA準拠ライティング / アカデミックライティング / Higher Education / 教授学習サイクル / SFL(選択体系機能言語学) / L2 Writing / Genre-Based Approach / Teaching-learning cycle / Academic Literacy / 選択体系機能言語学(SFL) / Genre-based approach / L2 writing / 選択体系機能言語学(SFL) / SFL metafunctions / アカデミックエッセー / 第二言語ライティング / GBA準拠ライティング / genre-based approach / ジャンル / リテラシー教育 / 英語教育 / L2 academic writing |
研究開始時の研究の概要 |
第二言語ライティング学習者がどのように新人から経験ある書き手に移行するかを縦断的に調査する。ジャンルベースドアプローチ(GBA)準拠ライティング教授法と,5つの学習ステージから成る「教授学習サイクル」を通し,英語学習者はエッセー構成や適切な語彙選択の理解を徐々に高める。 1. 学習者のエッセー構成の理解と言語的特徴の選択の変化を検証する。 2.「教授学習サイクル」の各ステージの言語活動が学習者の英作文能力にどのような影響を与えているかを可視化する。 3. オーストラリア国内でGBA準拠ライティング教授法に使用されているタスクとテキストを分析・修正しそれを日本の英語教育に汎用させる。
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研究成果の概要 |
英語学習者が書いたアカデミックエッセーの中に含まれる2つのジャンルを対象に,SFL-GBAルーブリックにて評価しテキストを構成する3つの言語機能の理解がどのように変化するかを明らかした。事後エッセースコアーの結果,英語能力高群の方が,テキストの一貫性の理解が英語能力低群グループのそれと比較して高かった。また,英語学習者が書いた事前・中間・事後エッセーのTheme分析(ハイライト分析)結果から,zig-zag linear Theme patternとmultiple Theme/split Rhemeが検出されたことから,テキストの一貫性が高まっていることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのSFL-GBA 英語ライティング関連研究の多くは,教室内の文脈・タスク参加・学習者間インタラクションと,英語学習者のライティング能力の変化を切り離して考える傾向にある。SFL-GBA準拠ライティング教授法を通して,日本人大学生兼英語学習者の英語アカデミックライティング能力がどのように伸びたかを縦断的に研究したものが限定的である。本研究では,SFL-GBA準拠ライティング教授法を基盤に,教室内でのタスク中心指導法と教授学習サイクルを導入し,教授学習サイクルの各ステージの言語活動を通して英語学習者のライティング能力がどのように変化するかを縦断的に明らかにした。
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