研究課題/領域番号 |
19K13291
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
HOFMEYR MICHAEL・FREDERICK 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 特任講師(常勤) (70817486)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 応用言語学 / CALL / SLA / 第二言語習得 / DGBLL / ゲーム方式教育 / applied linguistics / learner attitudes / motivation / interactionist SLA / Game-based learning / Interactionist SLA |
研究開始時の研究の概要 |
This research project is a mixed-methods study aimed at exploring the educational potential of cooperative asymmetrical computer games as tools for developing oral communicative competence in English and for enhancing learner motivation. The study will address a gap in the recent literature by investigating face-to-face spoken interaction between learners during a computer-based task.
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研究成果の概要 |
3年にわたる本研究では、デジタル・ゲームを活用する言語学習においてこれまで詳細な研究がなされてこなかった以下の2つの面を調査した:(1)共同で行うデジタル・パズル・ゲームが外国語の習得を促進する可能性、および(2)学習にデジタル・ゲームを使用することに対する日本の学生の考え・態度。ゲームのプレイ中に言語が習得されている証拠を確認するため、共同で行うゲームを対面で行った3名の学習者のグループ内での対話を文字化し、それを2種類の分析方法で分析した。加えて、120名の学生から、教育方法として、言語学習にデジタル・ゲームを活用することに対する考えや態度を調査するためのアンケートへの回答を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、共同で行うデジタル・ゲームが外国語の習得を促進する可能性の証拠を示すことにより、コンピューター支援言語学習およびデジタル・ゲームを活用する言語学習の分野に多大な貢献をなすものである。 また、新しく設計された談話分析手法は書籍の1章として発表され、応用言語学研究者が学習者の言語習得を定性的に分析することに役立っている。 加えて、ゲームを活用する言語学習に対して日本の学生が概して見せている肯定的な態度を示すことで、本研究は、日本のその他におけるゲームを活用する公式・半公式な言語学習方法の開発・使用の有用性を強く示唆している。
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