研究課題/領域番号 |
19K13526
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分05030:国際法学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
篠宮 元 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 第一宇宙技術部門, 主査 (70815646)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 宇宙法 / 第三者賠償責任 / 紛争解決手続 / 法的規律構造 / 免除 / 宇宙ビジネス / 宇宙政策 / 第三者賠償 / 第三者損害賠償責任 / 真正な関係 |
研究開始時の研究の概要 |
2020年代以降は宇宙空間を舞台にした企業のグローバルなビジネス活動が本格化すると、昨今では広く指摘されるようになった。そのため、事業における適切なリスク管理の実現に貢献するため、また宇宙空間での新たな企業活動を基礎づける宇宙法学の発展に貢献するため、宇宙空間における企業活動に由来する第三者賠償責任に着目し、検討を行う。
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研究成果の概要 |
企業による宇宙ビジネスが加速化する中で、本研究では、宇宙空間における企業活動に由来する第三者賠償責任について、法的な検討を行った。具体的には、請求手続き、国家と企業の関係、主権免除について、仮想事例を踏まえて潜在的な法的論点の検討を行った。加えて、これらが企業に対する規範の執行に関する検討であることを踏まえ、企業に対する規範の規律に関しても、構造を明らかにするための検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国家や政府機関が主役である時代から、企業が中核を担う時代へ、宇宙開発は歴史的な転換点を迎えている。そのような中で、宇宙空間における企業活動に由来する第三者賠償責任という現実的な課題について、潜在的な法的課題を明らかにすることは、社会的意義を持つ。また同時に、国際法のみならず民事法等の視点も新たに導入し、多面的な法的検討を行うことは、宇宙法研究の今後に繋がる学術的意義を持つ。
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