研究課題/領域番号 |
19K13602
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
木寺 元 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (10433418)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 官僚制研究 / 不人気政策 / 行政学 / 政治過程論 / 官僚制 / 税制 / オーラリヒストリー / 政治学 / ネットワーク分析 / 日本政治 / プロスペクト理論 |
研究開始時の研究の概要 |
不人気な政策は安定した政権で決定されやすい。そう思わないだろうか。しかし、しばしば不人気な政策は不人気な政権によって決定されることがある。なぜか。本研究では、不人気政策に携わった政治的アクター、特に官僚からの聞き取り調査を元に、ひとはなぜリスクの高い行動を取るのかに関する研究の蓄積のある行動経済学のモデル等を用いながらその解明を進めていく。
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研究実績の概要 |
長かった新型コロナウイルス感染症によるパンデミックも落ち着きを見せ、税財政研究者や実務家との間のネットワーキングの構築に踏み込み、それに成功することができた。こうしたネットワークを活用し、非公式なインタビューなどを行うことができた。また、税制とくに不人気政策としての消費税導入や引き上げに関して予備的な研究についての意見交換を行うことができた。これらは研究実績としては公表されていないものの、最終年度の取りまとめや今後の成果発表に向けてたいへん参考になるものであった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
パンデミックにより当初予定よりも遅れていることはたしかではあるが、【研究実績の概要】で書いたように、税財政研究者や実務家との間のネットワーキングの構築に踏み込み、それに成功することができた。こうしたネットワークを活用し、非公式なインタビューなどを行うことができた。併せて、最終年度の取りまとめに向けて、海外での研究者からのフィードバックを得るべく、そのための準備とセットアップを行なうことができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後はこれまでの調査の蓄積を整理し、分析を行い、税財政学者はもとより国内外の研究者や実務家からのアドバイスを得ながら、最終年度の取りまとめを行いたい。
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