研究課題/領域番号 |
19K13711
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
|
研究機関 | 公益財団法人アジア成長研究所 |
研究代表者 |
孫 暁男 公益財団法人アジア成長研究所, 研究部, 客員研究員 (80816174)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | trade intermediary / matching / export regulation / intermediary / export / automobile / efficiency / match |
研究開始時の研究の概要 |
This research aims to examine the pattern of matching between manufacturers and intermediaries before and after export regulation for automobile industry in China. It tries to investigate how trade policy affects the profit sharing and total well-being of the industry by using an economic model.
|
研究成果の概要 |
2007年、中国は自動車生産者に最大3つの貿易仲介業者を通じて流通し、その仲介業者を登録簿に記載することを要求する政策を実施した。本研究では、自動車メーカーと仲介業者とのマッチングを説明するモデルを構築する。規制により市場の分裂が内生的に発生することを示している。それは、マッチングと二重マージナリゼーションの非効率性を生み出す。モデルの予測は、仲介業者数の大幅な減少、仲介業者の輸出価格の上昇、自動車メーカーが登録した仲介業者数の大幅な変動など、いくつかの定型化された事実と合致している。総利益の観点からの福祉分析によると、この規制は自動車メーカーに有利であるが、仲介業者の状況を悪化させている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This paper takes advantage of the automaker-intermediary matching data to provide evidence on the economics underlying the linkages among domestic producers and export intermediaries. Predictions from the model show that this regulation benefited automakers and made intermediaries worse off.
|